おにぎり握るように愛してくれない?

キラキラした男の子達のこと

2016.12.26

 

仕事から帰ってきてスマスマの最終回を見た。

小学生のとき、はやく寝なさいと言われながらこっそりスマスマを見た。

高校生のとき、塾から帰ってきてご飯を食べながらスマスマを見た。

私が生まれてからずっと、SMAPはテレビのなかにいた。

月曜10時、テレビの前でスマスマを楽しみにしていたガキんちょが、

今では自分でお金を稼いで一人暮らしをしている。

ひとりの人間が成長して大人になるくらいの長い間、スマスマは続いて、

その中のSMAPはずっと変わらずにおもしろくてカッコいい人たちだった。

私がSMAPを好きになったのは、SMAPがテレビの中のアイドルだったからだ。

テレビだけが楽しみだった超テレビっ子の私にとって、

歌って踊れて面白いSMAPは、アイドルというよりスーパーマンだった。

 

社会人になってからジャニヲタと呼ばれる部類の人間になり、

アイドルというものに触れて思ったことは、

大きく羽ばたくアイドルには歴史(ヒストリー)が必要なのだということだ。

それがたとえ作為的であろうとも、あまりに残酷なものであろうとも、

人々の胸を打つための手段となり得る歴史はなければならないと私は思っている。

この持論にのっとれば、SMAPの今回の終焉も単なる歴史のヒトコマに過ぎない。

真っ白な緞帳が下りて、ひとつの区切りが引かれたことは

受け入れなければならない現実だ。

でも、これから先、SMAPがこの世の中から完全に忘れ去られることはあり得ない。

記録と記憶は永遠に後世に残っていく。

そして5人が芸能人でいるかぎり、彼らからSMAPという看板は剝がれない。

これまで彼らが築き上げた歴史がそんなことをさせてくれるはずがないからだ。

これから先もSMAPは終わらない。

またいつか、5人で並んで歌う姿が見たい。

諦めるわけではないけど、それが無理なら、いつかみんなで思い出話をしてほしい。

それすらも無理なら、せめてひとりひとりが思い出を

聞かせてくれる未来だけは許してほしい。

SMAPを封印しないで欲しい。

SMAPを彼らから奪わないで欲しい。

 

始まったら終わる、それが世の常ならば

SMAPはそんな理も乗り越えていってしまえると私は信じている。

だっていろんなものを変えてきた彼らだから。

SMAPは終わらない。

私はずっと待っている。

 

FIRE!!!はいいぞ

 

このブログで何回私はFIRE!!!の話をしてるんだっていうくらいにしてるけど、やっぱりFIRE!!!は最高なんですよね!今回のアルバムの特典でFIRE!!!のMVが制作されると聞いて、改めてFIRE!!!の良さをまとめておきたいなと思った次第です。

 

なにを隠そう私がキスマイのコンサートに行ってみよう、と思ったきっかけがFIRE!!!でした。こんなかっこいい曲をどんな風に歌い上げるんだろう…と単純に興味がわいてふらっと行ってみたKis-My-Journeyのコンサートでずどんと藤北に落とされてしまったわけです。(同時にきたやまくん個人にもずどんと落とされました)

ジャーニーのFIRE!!!はやはりすべての始まりでした。藤北という圧倒的なパワーをもつコンビがくすぶりまくった過去を捨てて、一気にスパークしたパフォーマンスだったように思います。藤北の歴史はとても古く、私のような新参者が語れるようなものではありませんが、デビュー後、藤北というキスマイの圧倒的な2TOPであったはずのふたりがすこしずつカタチを変えていってしまったのはなんとなく感じ取っていました。デビュー後の売り出し方に、藤北という項目がなくなっていたのでは、と今となっては思います。それをふたりの力で取り戻したのがジャーニーのFIRE!!!ではないかと感じます。

赤い衣装を身にまとった藤ヶ谷くんを照らすライトは赤、一方の北山くんの衣装は全身黒で、青いライトに照らされます。左右のステージからすこしずつじりじりと距離を詰めて行って、ときたまお互いを挑発するように見つめるのに目は合わない。最高の緊張感のままふたりはセンステに近づいて行って…。シンメ厨垂涎の最高のパフォーマンスはこちらの作品でご覧になれます(宣伝)

 

 

その一年後、身も心もすっかりキスマイに染め上げられた私が当たり前のように行ったKIS-MY-WORLDでも、あろうことか彼らはFIRE!!!をやりました。やりやがったんですよ!!!しっとりと証を聴かせたあとに、あのイントロを流しちゃった。大阪初日のその瞬間を私は一生忘れません。悔しかった!!ほんとにまさかすぎて。予想の遥か上をいかれたことが!!!しかもパフォーマンスは変えてくるというあざとさ。絡みを増やすとはなんたることか!!!オタクの望むすべてを与えてくれるのではないかと思ったよねほんと…藤北って神なのかなって割と真面目に思いました。そんな進化した二年目のFIRE!!!が楽しめるのがこの作品です。(宣伝)

 

 

 

そして今年。なんとそんなFIRE!!!のMVが制作されることに。恐ろしい。ほんとに私は藤北が恐ろしい。心を読まれまくっている気しかしない。

5月27日付のスタッフブログにMVの詳報が載っていました。

 

★ FIRE!!!(北山宏光 & 藤ヶ谷太輔
北山 & 藤ヶ谷=絶対的2TOP
何故2人はソロMV撮影をしなかったのか、、という意見もあるかと思いますが、
実は、最初は全員がMV撮影しようとスタートしたわけではなく、
それぞれにやりたい映像企画を考えようという所から始まったものでした。

北山くんと藤ヶ谷くんは、2人で作詞をした「FIRE!!!」に関して、

これまで、CD(楽曲)・LIVE(パフォーマンス)と披露してきて、5周年というタイミングで「映像も残したいよね」という話になり、
その完結編としてMUSIC VIDEO(映像)で「FIRE!!!」の世界観を表現したいという2人の思いが、今回の撮影を実現させました。
CD・LIVE・MVという3部作を通して完結する「FIRE!!!」に是非ご期待頂ければと思います!

 

まさかの!!!藤北からの自発的な動きだったとは!!!!!!!!!!

これほどまでの作品を昇華させるための着地点がセルフプロデュースのMVだなんて大正解すぎて、それを実現させてくれたエイベたんにほんと金一封を贈りたくなってしまう。

あとはモデルプレスの記事から。

 

mdpr.jp

 突如現れた謎のクラブで、1人の女性を中心に、藤ヶ谷と北山がそれぞれ仲間を引き連れてダンスバトルを繰り広げるMV。どことなく近未来的な衣装や、2人の距離感など、ファンタジーなのかリアルなのか、その狭間のような独特な世界観になっている。

 

やっぱりクラブが舞台、そして一人の女性を中心にふたりがバトルを繰り広げる内容。近未来っていうワードだけちょっとひっかかりますけどそのほかは期待しかないです。

 

 

www.utamap.com

 

FIRE!!!のなにがいいって、歌詞なんですよね。曲ももちろん良い。だけどやっぱりなんといってもふたりが持ち寄って作ったという歌詞が最高だと思うのです。どこをどちらが書いた、ということははっきりとは明らかにされていないけど、それでもなんとなくわかっちゃうところが藤北。同一コンセプトでもこんなにアプローチの仕方が違うのか!と目から鱗。だからこそ藤北っていいよね!!!って思うのです。以下は以前Askで質問頂いたときに考えた個人的な歌詞解釈。基本的にそれぞれの歌唱パートをそれぞれが作詞していると仮定して解釈してます。

 

藤ヶ谷くんの場合、「お願いしてみな」「深くまでおいで」「言わせてあげる」など、言葉じりが柔らかいんですよね。とても藤ヶ谷くんらしい。女を甘やかしつつ攻めている感じがあって、非常に女性のツボを分かっていると感じます。あと出だしの質問攻めもすごくたぃぴちゃんっぽい。「俺が欲しい?」「何が欲しいの?」って余裕ぶってるところがね!欲しいなら言わなきゃだめでしょ?お願いしてみな?って小首傾げながら訊いてる表情が目に浮かびます。女を調教しつつもきちんと愛でてる感じがあって素晴らしいです。そして2番の藤ヶ谷くんパートですが、「正直に感じてんだろ 心にも身体にも言わせてあげる」ってうわあエロイ!って感じですけど、最後の「あげる」にやさしさが滲んでて、ほんと藤ヶ谷くんってキング!って思うんですよ。これ北山くんだったら「言わせてやる」とか書いちゃいそうだし、なんなら「言葉はちっぽけだから塞いでなにも言わなくていい」ですからね。この違いね。どっちが幸せにしてくれるのか、なんて一目瞭然!(笑)

 

一方の北山くんは、まず第一に落としたい女が自分と誰かを比べてる、っていう設定が伺えます。「He’s chekckin’ this way」とか「ヤツよりI’m hotter」とか。第三者が入ってくる。つまり、自分を見ていない女を落としにかかっていると推測できるわけです。まあここではその第三者って藤ヶ谷くんのことしかないだろうな、って思うんですけどそれは一旦置いておきます。

「勝負はWin or Losin'」「勝負ならTonight」と歌う北山くん、恋を勝負だととらえてるのかなと感じます。それが対<女>との勝負なのか、<第三者のヤツ>との勝負なのか、っていうところなんですが、この曲の場合、私は後者なんじゃないかと思ってます。だって「誰だっていいさ You’re easy」ですよ。オマエ(女)は簡単に俺に堕ちるだろ?っていう自信たっぷりな北山くんがちらり。わざわざ勝負するまでもないという感じ。「勘違い 目が合えば Get a girl」これもすごい自信。落とすには目が合うくらいで十分なのかなって。勘違い、っていうのもそういうちょっとした気の迷いからぐいって女を引きずり込みそうな北山くんらしいワードだと思います。こんなところから勝負の相手としているのは女ではなくて、第三者のほうだなと思うわけです。

そして2番の北山くんパート。先ほど指摘した藤ヶ谷くんのやさしさとは対照的な歌詞です。めっちゃ自分本位。「派手に飛びたくなるよな今夜は」「君に決めたぜ」って完璧に自己都合じゃないすか。「Cinderella girl」って言っときながら「来いよ」ですから。シンデレラに「来いよ」ですよ。「おいで」じゃないところがめちゃくちゃ北山くん。女を大切にする気なんてこれっぽっちもないんだなって思いますよね。たぶん「Cinderella girl」のこと別に好きじゃないんですよね。ヤツが狙ってる女だから落としたい、っていうオスの闘争本能に駆り立てられてる感たっぷりの北山くんの歌詞たまんないっす。

「What you have is mine. So what I have is also mine」は、かのジャイアンの有名な「お前のものは俺のもの俺のものは俺のもの」っていう意味かなあと思うんですが、そういう意味なら、本当にとことんヤツに対抗心むき出しな北山くんですよね。でももう一方のヤツと思われる人物は「きみにあげるよLast chance」って女に訊いてる。そしてここでも「あげる」ね。「やる」じゃないんですよ、「あげる」なの。この余裕。ほんとうに対照的です。

 

あと、FIRE!!!の最強なところはCメロが壮大で、この曲のクライマックスである点です。Cメロ厨としてはもはや垂涎ものです。

藤ヶ谷くんパートの「I am me. And you are just what you are.」の意味は「俺は俺、そしてお前はお前」と解釈すると、ここで女をめぐる2人が歩み寄ってるんじゃないかな?と思うわけです。まあ歩み寄ると言っても譲る、というわけではなくそれぞれのやり方で「フェアに行こうぜ」的な譲歩ですね。しかしまあ北山くんの「俺のものは俺のもの、オマエのものも俺のもの」とは正反対の歌詞ですね(笑)よくできてるなあ(笑)

でもまあ、藤「無関係に」北「Lastまで流暢に」っていうところがあああ藤北…!っていう感じで悶えますよね…あくまで無関係を装うというか、お互いを意識することはせずに、ゲームを最後までやりとげようぜっていう。藤ヶ谷くんは無関係を決め込んでるけど、一方の北山くんはゴリゴリに意識しちゃってる感じではあるんですけど。それでもめっちゃクール気取ってる感じが藤北っすね…。ほんとはバチバチに火花が上がってるんですよね、このバトル!!まさしく曲名通り!!!

そしてここのライブパフォーマンスも完璧ですから!

花道から少しずつ近づく2人、「俺の流儀」で手をちょいちょいってやって挑発する北山くん。センステの端と端で「無関係に」「Lastまで 流暢に」でお互いを確認するも、目を合わせない藤北。まさしく曲の世界観の通りなんですよね。さすがとしか言えない。

そして問題のCメロ。女を奪いあうゲームのいよいよ終盤、というところでしょうか。パフォーマンス的にも二人がじりじりと詰め寄って火花散ってる感じが伝わってきます。「I know ざわめく Floorの死角さえ単純に」っていうところをすごく曲解すると、北山くんにとって女を落とすのは「フロアの死角で十分」ってことなのかなあと思うんですよね。わざわざ店の外とか、ホテルとか、場所を変える必要もないと。「乱れてく簡単に」ですからね。北山くんの手に堕ちたとみて間違いないんじゃないかと思います。でもそのあとの藤ヶ谷くんパートが気になる。「自分を忘れて」っていう言葉。この自分、っていうのがはたして誰を指してるのか、難しいところなんですよね。単純に解釈すれば、女が我を忘れて北山くんに堕ちちゃうっていうことかもしれないけど、曲解に曲解を重ねると、ここの「自分」は「藤ヶ谷くん」でもありなのではないかと思うんですよね。もしかしたら藤ヶ谷くんはその死角の行為見てんじゃねえの!?っていう。藤ヶ谷くんが我(自分)を忘れて、その死角に突撃して強引に北山くんから女を奪ってそうな気もする。あるいは「俺のことなんか忘れて楽しんじゃっていいからね?」って冷たい目でいちゃつく女と北山くんを見てるか!どっちなんだい!どっちもおいしい!!

このあたりの解釈がいまいちぱっとしないのでもやもやしてたんですが、あと1か月もすれば公式見解が公表されるんですよね…生きててよかった…!!!

 

そして今回のアルバムにはなんと、こんな最高の藤北ちゃんの新曲が収録されるのです…(白目)しかもエイベがこんなことを言ってて私は…!

今回、ダンスも2人の考案で、LIVEパフォーマンスから新たに加え、互いに仲間を引き連れてのダンスバトルも繰り広げています。
2人ならではの距離感・独特な世界観を展開し、それが、新曲「& say」へと繋がっていくー。
そんなMVとなっています。
「& say」は、北山くんが作曲、藤ヶ谷くんが作詞制作にそれぞれ参加した共作楽曲。
こちらも期待していてください!

 

共作~~~~~!!!!!!!!!(泡を吹く)

試聴は完全にシャットアウトして発売日を大人しく待ちたい派の私なのですが、藤北厨としての血が勝ったのでこの「& say」だけこっそり試聴ボタンを押してしまいました。たった44秒だけどわかった。こいつらやべえ。北山くんの作曲能力が恐ろしいですねあのひと天才…?あと藤ヶ谷くんの詞を北山くんが歌う世界ってすごいですよね。そんな世界あるんだ…これ現実なのか??と思わずほっぺをつねってしまうほどでした。ほんと生きててよかった。

 

まとめると、何を言いたいかって、藤北は最高で最強だってことです。藤北が息をしている世界に生まれた奇跡に感謝してます!!!神様サンキュー!!!!

 

ということで

Kis-My-Ft2

5th ALBUM 「 I SCREAM 」

 

 

I SCREAM(2CD+2DVD)(完全生産限定 4cups盤)

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I SCREAM(CD+DVD)(初回生産限定 2cups盤)

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I SCREAM(2CD)(通常盤)

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6月22日発売です!!!

よろしくお願いします!!!!

 

 

アイスクリーム!ユースクリーム!好きさ~♡

 

我が軍の新アルバムの情報が公開されました~!!

ちなみにどうでもいいけどアルバムタイトルを知ってからずっと頭の中に流れているのはこれ。

 

www.youtube.com

チュウチュウチュチュ!!!き~みは僕の~あ~こがれの~ひとだよ~!

 

スケートボードで迎えにいくよっていう歌詞があって、まあ我が軍はローラースケートだけどねうふふ♡とか思いながら鼻歌歌ってるからホントに自分でも頭がおかしいなあと思います。

しかしまあ、今回はエイベックスの本気っぷりに驚かされた。5年目という節目に相応しい企画目白押し。ここまでやっちゃったら来年のアルバムどうすんの?って要らぬ心配までしたくなっちゃうくらいの充実っぷり。以下公式サイトより引用。

 

デビュー5周年、5枚目のオリジナルアルバムとなる今作では、
甘くて刺激的”な5つのコンテンツ★★★★★に 初挑戦!

 

★[キスマイ×セルフプロデュース企画"7songs+6movies"]
メンバー全員がソロ曲をセルフプロデュース!

 

★[キスマイ×セルフプロデュース企画"7songs+6movies"]
メンバー全員がそれぞれのMUSIC VIDEOをセルフプロデュース!

 

★メンバー7人の共同作業で、初めて「作詞」に挑戦!
7人で書き上げた新曲のソロアングルMOVIEも収録!

 

★メンバー7人で初めての「シェアハウス」

沖縄の邸宅を借りて7人で一晩を過ごした、素顔&本音トーク満載の超必見コンテンツを収録! 

 

★“Kis-My-Ft2ノンストップメドレーMix”を初収録!
キスマイの軌跡を辿る、シングルヒット曲からJr.時代の名曲まで全27曲を新たにメドレーMixとして収録!

 

常に挑戦し続けるKis-My-Ft2
甘いだけじゃない、刺激的なキスマイ”を堪能できる最新アルバム「I SCREAM」に是非ご期待ください!

 

5周年にかけて、5つのコンテンツを用意してきた運営。わかりやすい攻め方ではあるけれど、その内容すべてがオタクの心をぐりぐりくすぐってくる感じ。脳内サトラレてるかな?っていうレベル。そして、<甘い>っていうワードを出してくるあたり、『I SCREAM』には文字通りの<叫ぶ>っていう意味に加えて、<アイスクリーム>もかかってるんだろうなということが推測される。ダブルミーニングとか厨二っぽくていいですよね!超キスマイっぽい!(褒めてる)

以下ひとつひとつの★について私の希望的観測を含めた雑感です。

 

7songs

7人のソロ曲って本当に素晴らしい!横尾さんのソロ曲どうなるの!?っていう一抹の不安はあるけど(超小声)総じて楽しみ。もちろん我らが恋愛歌謡曲マスターのHusiQ.K先生の新譜も心から期待している。本気だして30歳の重めの恋愛観ぶちかましてほしい。100歩譲って恋愛歌謡曲じゃなくてもいい。北山くんの壮大な人生観を熱く歌い上げてくれたっていい。昭和の男全開のやつでもいい。頼むから本気で!よろしくお願いします!

あとはジャニーズ界の西野カナとの呼び声も高いT.Fxxx先生の新曲にも期待。LOVE三部作を仕上げた後の新作になるので、新たな境地を切り開くのか、それとも原点回帰するのか、本当に楽しみです。もう一回テディベアもって空飛ぶベッドに乗ってうっとり歌い上げるたぃぴちゃんが見たい気もする。

二階堂くんも個人的には想像がまったくつかないので楽しみ。

ちなみにA.B.C-Zの昨年のアルバム『A.B.Sea Market』では、メンバーひとりひとりのソロ曲があったが、塚ちゃんは塚だぁくねす(+塚リカ)としてキャラソンを歌い上げ、河合くんは相当ふざけた曲(貶してないよ褒めてるよ河合はかわうぃーよ!)で攻めている。果たしてキスマイちゃんにはこういう路線で行くメンバーが現れるのか。宮っちとかこっち路線いきそうな気もするけど、でもがちがちの王子様系アイドルソングも歌いそうな雰囲気もあるし、もしかしたら二階堂くんがこっち路線かもしれないけど、ここはかっこつけてくれるような感じもあるし、本当に読めない。私としてはひとりくらいこっち路線がいてもいい気がする。でもみんなカッコイイ路線のほうがオタクは荒れないと思う(小声)

 

6movies

オリコンさんが良記事を書いてくださっていた。

www.oricon.co.jp

記事の中にもあるように今回は<7songs>なのに<6movies>なのがミソなんだと思う。もちろん私は北山担なので、北山くんのソロ曲のMVがないことは素直に残念だ。<7songs+7movies>のほうが確実に字面の収まりが良いし、平等だし、わかりやすいし。それでもエイベックスは<6movies>にした。これまでソロ曲も一番作ってきて、それなりに実績もあって期待もされている藤ヶ谷くんと北山くん、それぞれのソロMVを省いてでも<藤北>のMVを作ると決めた。

そりゃあオタクがあまりにも藤北を好きすぎるから、こういうニンジン吊るしておけば勝手に食いついてくるだろう的な思惑が運営側にあるのは確実だ。でもそれを抜きにして考えても、これには大きな意味がある。もはやこの<6movies>はキスマイにとっての<藤北>が確固たる武器であるという意思表明に他ならないと思うのだ。

藤ヶ谷くんと北山くんの個の力が合わさったとき、凄まじいパワーを発するのを、私たちは何度も目の当たりにしてきた。それを5年目のキスマイ全体の原動力にしてしまおうという運営側の策略のように感じたのだ。

『FIRE!!!』はジャニ―ズの全シンメ史上における超傑作だと思うが、楽曲自体は2014年のものだ。それをいまだに引きずってしまっているエイベックスと、私たちオタクと、本人たち。『FIRE!!!』が素晴らしすぎるあまりに、呪縛のようにエイベックスも、オタクも、当の本人たちでさえも縛り付けているのが本当に面白い。

こうなってくると、『FIRE!!!』程の超傑作を、最高に美しい状態で棺に納めるには、本人たちがセルフプロデュースしてMVを作って映像に残す以外に道はないのかもしれないとも思った。こうなったら最後まで見届けて、『FIRE!!!』を最高の形で納めて脱皮した新しい<藤北>を楽しみにしたい。

とか言ってまともぶったこと書いてみたけど、本当に頭の沸いた藤北厨としては吐きそうなくらいこのMVが楽しみなんですよ。ホントに。吐きそう。だってMVはつくるし、そのメイキングまでぶちこんでくるんですよ!????どういう神経!!!!死んじゃうんですけど!!!!考えるだけで動悸と息切れ。<藤北が藤北をプロデュース>ってなんかもう字面だけでなんか産める気がする。産気づく。あの人たち藤北の需要120%正確に理解・把握してるから、120%で死ぬしかない。どうしよう。死にたくない。ライブ見たい。ていうか今年もFIRE!!!をコンサートで歌ったらどうしよう…死んじゃう…。死ぬ気しかない。でも本当に心からありがとうジーザス!!!!

 

★メンバー7人の共同作業で、初めて「作詞」に挑戦!

この企画のことを知って、一番に浮かんだのは関ジャニ∞の『元気が出るSONG』だ。この曲は対メンバーに向けた曲だと私は感じている。今回のキスマイの7人作詞曲も、対ファンに向けた曲ではなくて、『元気が出るSONG』のように自分たちにあてて作詞した曲だといいなあと思う。もちろん、ファンを思って作られた詞もキュンとするだろうけど。苦楽を共にしてきたメンバー宛の想いがまるっとひとつに凝縮した曲があってもいいんじゃないかな、と思った。この企画もドキュメンタリーがあるみたいなので、きっとだれがどの部分を作詞したとか分かってくるだろうけど、そこでひとりひとりがキスマイというグループに対して感じてること・これから望むことを語っていたりしたら超カッコイイのにな!って思う。キスマイってグループとしてどうあるべきかっていうところをそれそれがしっかり考えてると思うので、そこが抽象化して歌詞になってひとつの歌になったら、それはそれはキラキラした熱いアイドル道が描かれた作品になるんじゃないの!?っていう期待もある。対ファンではなく、対メンバーの歌だといいなあ。

 

★キスマイシェアハウス

はあああああああい!!!これ!!脳内サトラレ!!!これ!!!(言葉にならない)

1泊2日っていうところが、うう~残念だよう日数足りないよう1か月やろうよう( ノД`)シクシク…って感じですけどいやいやホントに最高な企画をありがとうございますエイベックス様!!!なんと言っても『Perfect World』のMVのコンセプトも<キスマイシェアハウス>だったと思うんですけど、一度やったコンセプトにも関わらずさらにスケールアップしてやってくれるなんてほんとエイベたんはオタクの心をわかってる感あるよね~!!!!って思いました(ネタ切れだろなんて思ってないよ)。しかも沖縄って。あんだけ海外行きたいってメンバーが言ってるのに連れていってあげないエイベたん鬼畜~♡

内容としてはみんなでまたBBQしててほしいんですけど。リビングの窓開け放して、室内と庭を行き来できる感じで。横尾シェフは室内の大きなキッチンでご自慢のお料理作ってて、パリピ宏光はせっせとお庭で肉焼いててほしいよね。藤ヶ谷さんは横尾さんの手料理つまみ食いしながら、お庭でキャッキャしてる弟組と北山くんをぼうっと見てて、横尾さんに「たいしゅけもあっち行きなよ」って言われてばいい。で、遊び疲れた玉ちゃんが「ガヤ~のどかわいた~」とか言ってお部屋に戻ってきて、それに気付いた宮っちが玉ちゃん追っかけるついでに「はいこれ。キタミツが横尾さんとガヤさんの分って」って言ってお肉取り分けたお皿持ってくるの!!!だめだ妄想が止まらない。みんなでお片付けしたら、ジェンガしよう!UNOでもいいよ!あっそれとも人狼ゲームする!?ねえ!!!楽しいね!!!!??(まだ見てない)いやほんと素顔がどうとか本音トークとか割とどうでもいいから、みんなでキャッキャ自然に遊んでるところを時間いっぱい垂れ流してくれればいいんだよ…楽しみにしてますね…(合掌)

 

★“Kis-My-Ft2ノンストップメドレーMix”を初収録!

これの重要な部分はJr.時代の名曲が収録されている点。これによって、コンサートでまたギラギラ時代のキスマイを見れる可能性がぐっと高まった。本人たちも去年のツアーで披露した『hair』の威力がどれほどのものか感じ取っただろうし。私的には『海賊』が見たいんですよね~!!北山パイセンのボイパみたい!!ねえ!逆さにマイク持とう!ねえ!!!(血眼)

あとはこの企画に関しては、やはり新規のファン狩りも抜かりがないエイベックス、という印象を受けた。ベストアルバムを出すまではいかなくても、メドレーという形式で、レンタルショップにも並ぶ<通常盤>にこの企画をきちんと収めてくるあたり、本当に抜かりがない。キスマイは、普段ジャニーズに接しないような層への認知度もそこそこあるグループなのかなというのが最近の私個人の印象で、そういう層がCDを手に取ったときに、これまでの歴史をさくっと知ることができる手段があるというのは相当な強みになると思う。まだまだキスマイで金儲けしようという気が満々のエイベたんほんと貪欲~♡でもほんとこれだけわくわくするコンテンツを提供してくれるなら私はいくらでも現金を飛ばしてやろうと思いました(小並感)

 

詳細第一報しか出てないのに5000字近くも書いてしまいました♡どんだけ楽しみなの私。ちょっと引いた。というわけで

 

Kis-My-Ft2

5th ALBUM 「 I SCREAM 」

 

 

I SCREAM(2CD+2DVD)(完全生産限定 4cups盤)

I SCREAM(2CD+2DVD)(完全生産限定 4cups盤)

 

 

I SCREAM(CD+DVD)(初回生産限定 2cups盤)

I SCREAM(CD+DVD)(初回生産限定 2cups盤)

 

 

I SCREAM(2CD)(通常盤)

I SCREAM(2CD)(通常盤)

 

 

6月22日発売です!!!

よろしくお願いします!!!!

 

 

ヒモを飼うまでに踏みたい理想的な35ステップ

 

キスブサで大好きな回がある。

2016.1.18放送「同棲している彼女のイライラを解消する方法」

彼女をイライラさせるシチュエーションを自ら選択し、それをどうやって解消するか、というお題。北山くんは「食器の片付けをしない」男だった。「食器洗うのだけは無理なんだよね」と意味の解らない言い訳をするくせに、イライラしているマイコに「ハーブティーでも飲んでリラックスしてよ」って言ってごろにゃんしてくる。私がマイコなら「誰がそのティーカップ洗うと思ってんだよ!?」と憤りを覚えながらも、すり寄ってくる男がこんなにかわいいならもうなんだっていいし、イライラも怒りも吹っ飛ぶ。だからこれは北山くんが一位です(まがお)

 

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食器を洗ってくれなくても構わない!ただソファでごろごろしてくれているだけでいい!!!ただいまって言ったらおかえりって言ってくれるヒモが欲しい。彼氏は好きだの浮気だの感情がめんどくさいから要らない。ただカッコよくてかわいい大好きなものを愛でたい。ペットを飼えばいいって?私は言葉が欲しい。全部の世話をしたいわけじゃない。だからヒモが欲しい。

そんな常日頃からヒモを飼いたいと思っている私が踏みたい理想的なヒモを飼うまでのステップを妄想してみました♡♡

 

ステップ1

飲み会の帰り、近所のバーにふらっとひとりで入ると、カウンターにひとりの男。席を3つ空けて座ったのに「こんな時間にひとり?」って声をかけられる。めんどくさいなーって思いながら男を見たら、チャラそうな言動とは相反する可愛らしい小動物っぽい顔。「いっしょ飲みません?」って小首をかしげる感じがやたらカワイイ。撫でたくてそわそわしちゃう。

 

ステップ2

テキトウに話をしつつ「これおいしいから飲んでみてよ」って男に勧められるカクテルが飲みやすいのにことごとく強くて酔いが回る。こりゃあやばいと思ってトイレに立つと、あまりにふらふらと覚束ない足取りに彼がとっさに支えてくれるはず。

 

ステップ3

「お酒強いんじゃなかったの?」って心配そうにトイレまでついてきてくれる彼。なんか背が小さいなあ、とふと思う。ヒール履いてなくても私のほうが大きいんじゃないのか…って思ってたら急に吐き気が。

 

ステップ4

結局リバースしちゃって情けないのと気持ち悪いので泣きそうになっちゃってうずくまっている私の背中をずっと撫でてくれる彼。「ごめん、俺も飲める女の子嬉しくて調子乗っちゃった」背中を撫でる手が背のわりに大きいしなんかふわふわしてて気持ちいなあ…って思ってたら急に眠気が。

 

ステップ5

目覚めた。見慣れた天井。記憶がない。私はどうやってここに帰って来たのか。あーでも気持ち悪い、頭痛い。水が欲しい…とよぼよぼの身体に鞭打ってキッチンに向かう。

 

ステップ6

あれ、私パジャマも着てるぞ…酔っぱらってたわりに自分えらいな、と思いながらミネラルウォーターをコップにそそいでいると、リビングでもぞもぞと物音がする。泥棒!?とソファの上のおおきな塊にかかっているブランケットをはぎとる。

 

ステップ7

男が寒そうに身を縮こまらせながら、ソファのうえでさらに小さくなる。どこから引っ張り出したのか私のTシャツにパンツ1丁で寝てる。じっとその寝顔を見ながら思い出す。少しずつ昨夜の記憶がよみがえってくる。昨日バーで一緒に飲んだ男!!!

 

ステップ8

寝癖のせいであらわになったカタチの良い額。凛々しい眉の下の閉じられた目は、意外と長いまつ毛で縁取られている。まるくてやわらかそうなほっぺた。半開きの唇はぽってりとしていて、ちゅーしたら気持ちよさそうだな…とぼんやり考えていると突然、昨夜の記憶がフラッシュバックする。私、この男とキスした!!!!

 

ステップ9

やばいやばいやばいよく知らない男とキスしちゃったよ私…って頭を抱えていると、男がこのタイミングで目を覚ます。ぱちぱち、とゆっくりまばたきをしながらぼんやりと私を見る男。ふにゃっと笑って「おはよ」って結構な男らしいかすれた声で呟く。

 

ステップ10

私は頭が混乱していて、とっさに持っていたブランケットを男に被せる。ドラえもんの秘密道具みたいにこのままこの男を異空間に飛ばしてくれ!って願う。

 

ステップ11

消えるはずもない。だってこれはただのブランケットだから!!!

 

ステップ12

ブランケットの奥からひょっこり顔を出す男。「なんで照れてんの?」「だって!」「なんもしてないよ?」「へ?」「いやーさすがに送りオオカミって今時流行んないっしょ」って頭を掻きながら笑う男に茫然とする私。でも、なんとなく、そのぷっくりとした唇の感触だけは覚えてるんだけど。夢にでも見たのか。

 

ステップ13

「なんもしてないけど、洋服は着替えさせたよ?汚れてたし」って何でもないみたいにいうからとっさに身体を抱きしめるようにして隠すと「リアクション古っ!」って笑われる。

 

ステップ14

「てか時間大丈夫?今日も仕事だって言ってたよ、きのう」とさりげなーく、うーって伸びをしながら言われた事実にハッとして時計を見る。遅刻する!!!

 

ステップ15

バタバタと用意している間、男はソファに座って呑気にテレビを見ている。ここが人の家だということをわかっているのだろうかと不安になるくらいの馴染み方。ていうか私が家を出るタイミングで一緒に出てもらわないと困る。

 

ステップ16

「あー俺もうちょいここで時間つぶしていい?カギはポストにでも入れときゃいいでしょ?」ね?っていうカワイイ笑顔に絶望。なんて図々しさだ。反論しようとクチを開いたら言葉がかぶせられる。「いいの?時間。遅刻しちゃうよ?」本当に図々しいにも程がある。

 

ステップ17

仕事中も気が気じゃない。まあ、きっと出ていくだろう。赤の他人の家に入り浸るなんて正気じゃできないだろうし。でも、帰ったとき、あの彼が部屋にいて、おかえり!って明るい声で迎えてくれるのもいいなと思ってしまった自分がちょこっとでもいることには気づかないふりをしておく。

 

ステップ18

仕事に忙殺されて、ようやく帰ってきた23時前。まさかいないだろうと思いながら、玄関のシリングにキーを差し込むと、鍵が開いている!!!

 

ステップ19

慌てて室内に入る。見知らぬ靴。明々とともるリビングの照明。ちょっとボリュームの大きいテレビの音。「おかえり!いつもこんなおせえの?」今朝出ていけと告げたはずの男がまだいる!

 

ステップ20

「なんでまだいるの!?」「ん~留守番?」「頼んでないけど!」「あはは、そーだよね」って笑いながら階段を上がってきて「いや、ひとりで部屋に帰ってきてさ、誰もいないのって寂しいじゃん?だから待っててあげようかなーって思って」なんて言うからなんかキュンとしてしまう。

 

ステップ21

「うそうそ。言うとおりにしなくてごめん。心配しなくても帰るって」黙ってる私が怒ってると勘違いしたのか、苦笑いを浮かべながらブルゾンを手に取って、玄関に向かう彼。スニーカーのひもを結んでる背中を見て、なんとなく寂しくなって「またあのお店で会える…?」って聞いちゃう。

 

ステップ22

「なに?ここでお別れは嫌なの?」って靴を履き終えて立ち上がった彼がこっちを向いてニヤニヤしながら言うから、「そんなんじゃないけど!」って慌てて否定したら「ほんとわかりやすいね」って鼻で笑われる。

 

ステップ23

ひょいひょいって手招きされたけど笑われたのが気に食わなくて拒否してたら「ほら!俺もう靴履いちゃったから!こっち来てよ」って言われる。仕方なく近寄ったら、ぐっと手を引かれる予定。

 

ステップ24

「うわ!」バランス崩して彼に抱き留められる体制に。慌てて距離を取ろうとするけどそのまま抱きしめられる。私と身長変わらないくせに力が強い!ってドキドキするはず。

 

ステップ25

「あのお店にはもういかないかもしれないけど、ここになら来てもいいなあ」って耳元で言われる。なんてクサい台詞!と思いながらも赤面してしまうと思う。

 

ステップ26

いやでもここでキュンと来てたらただのチョロい女でしかない!と歯を食いしばる。「なに言ってんの…!」って女のプライドに賭けてぐっと男を押し返す。

 

ステップ27

「なんで?また会いたいんでしょ?」って首を傾げられてうああああってなる。絶対カワイイ系だっていう自覚があるずるい!!!って相当なダメージを食らう。

 

ステップ28

「俺もまた会いたいし。ね?」って言いながら男がポケットからこの家のスペアキーを取り出して、顔の横でぶらぶらさせる。朝、出ていくときにポストに入れといてねって渡したやつ。

 

ステップ29

「だからこれ借りてくね」って頭ポンポンってされて、「え?うそでしょ?」って私がぽかーんとしてたら「ほんとだよ」って笑いながらほっぺにチューされて、「じゃあ、また来るから」って彼が出て行く。

 

ステップ30

見事に堕ちる。

 

ステップ31

こうやってスペアキーをなかば強奪され、

 

ステップ32

いつ来るかもわからない彼を待って一喜一憂する日々が始まり、

 

ステップ33

でも「帰ってきて部屋が暗いと寂しいもんね?」とかなんとか言ってなんだかんだ部屋に彼が入り浸るようになり、

 

ステップ34

見事にヒモ化。

 

ステップ35

あとはこれの北山くんをご覧ください。

kkbxxxx.hatenablog.com

 

さいごに

wedding.mynavi.jp

 

私この記事が大好きすぎるんですけど、妄想の対象が綾野剛で、なおかつ書いてる方がカワイイ女性だとこういう幸せあふれる感じになるんだなと改めて思いました。一人称が「僕」って私が妄想する世界にはいない男だったマジで。

いや、北山くんに罪はないんです!!!だって北山くん天使だし!!天使の生まれ変わりだし!!!???わたしのダメ女属性が強すぎるからいけないんです!いやでもそういう属性を持った女を夢中にさせる北山くんも悪いよね!?あれ!?

 

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なんでもいいから、わがままヒモ男ください。

 

 

続・ふじきた論文~ふまけんのElectric Shockを見て・聴いて思ったこと~

※当エントリーはWelcome to Sexy Zoneコンサートのネタバレをちょっっっとだけ含みます。ほんのちょっと。

 

むしゃくしゃしたときは好きなことをひたすら考えるのが良いって誰かが言っていたような気がするので、表題の件について書いてみる。先日名古屋まで行って、Sexy Zoneのコンサート初日を見てきた。大学時代の友人が中島担で、社会人でジャニヲタデビューを果たした私は、彼女といつか一緒にコンサート入りたいと思っていたのだがようやく実現した。

Welcome to Sexy Zone(初回生産限定デラックス盤)(DVD付)

 

今回のツアーに先駆けて発売されたアルバム『Welcome to Sexy Zone』は紛うことなき名盤だ。私は『Sexy Second』こそ良曲しかない最高傑作だと思っていたが、今回のアルバムはそれを超えて名盤だった。改めて5人になったセクゾの、デビューアルバムのように思えた。その中に、セクゾが誇るシンメ、ふまけんの曲が収録されている。自他ともに認めるシンメ厨の私はふまけん曲が入っていると聞いて軽く小躍りした。作詞は共作ではく、風磨くんのソロの名曲「rouge」も手掛けたケリー氏。まさしくふまけんというシンメを表現している詞に、初見でぞくっとくるものがあった。

対極の One-to-One プラマイ0なら

白も黒も 未来も過去も

消える Border Line 溶け合う You & Me

計り知れない Powerに変わる

シンメというものの捉え方は人それぞれだと思うが、シンメとは何ぞや、と問われたら、私は「一心同体」という言葉が浮かぶ。シンメがシンメ然としてダンスを踊り、歌声を重ねるとき、ボーダーラインは消え、そのふたりがまるでひとつの物体のようにさえ見える気がする。…ちょっと言い過ぎかもしれない。でもそれくらいにジャニーズのシンメって尊い気がする。ふまけんシンメの歴史を見てきたわけではないし、詳しく知っているわけでもないけれど、きっとこの最初のフレーズがふたりのシンメのかたちを表しているのだろうなということは伺い知れる。最高のシンメ曲がふたりに書き下ろされたのだ。一体この曲でどんなパフォ―マンスをしてくれるんだろう!!と私は勝手に興奮していた。なぜなら私はシンメ厨であり、なおかつ藤北という強大な力を持つシンメに飼いならされた犬であったからだ。「ふじきたちゃん並のパフォをやってくれるんだろうなあふまけんちゃんよぉぉお!!(鼻息)」と思いながら開演前に喫茶店でビールを飲んでいた。

そして迎えたパフォーマンスのお時間。縦花道の前後にそれぞれ現れた健人くんと風磨くんは、Jrをふたりずつ引き連れて、歌いながらそれぞれの場所で電飾と戯れる。エレクトリックを意識したシャレオツな演出がふたりっぽいと思った。1コーラス目のサビに向けてセンステに向かう両者。良い!!どこかで見たことある!!とふじきたの影を重ねながらドキドキが最高潮に達して迎えたサビ。ふたりで並んでキレキレのダンス。うん。良い。さすがシンメ!と言えるダンス。さてさて歌詞的には一番の見せ場がやってくるぞ…!とそわそわするシンメ厨。やらかすならここしかねえぞ!って目をつけていたフレーズがあったのだ。大サビ前のCメロ。

言葉はもう要らない 触れ合うだけで In Your Mind

引き寄せ合いながら 繋がっていく

気絶するくらいの 反応みせてSexy

隠しきれやしない 全部解放するんだ

さあこの最高なパートをどう美味しく料理してくれんの!!??って思ってたら、なんと、ふまけんはそれぞれセンステから横花道へと歩き出したのだ。うそだろぉぉおおおお!??とシンメ厨は発狂した。脳裏に浮かんだのは、藤北のお手振りパフォに心底がっかりさせられたNo.1 Friend。いや、別に絡めって言ってるわけじゃないっていう大人に対応しようとする自分と、いや、嘘だもっとぎっとんぎっとんに絡んでほしい、という本能丸出しの自分がせめぎ合って一瞬のうちに脳内が混乱した。「引き寄せ合いながら繋がっていく」はずのに離れていくふたり。もったいねえええええ!!!!とシンメ厨は発狂した。その後ふたりは横花道から外周を通り、バクステで再会。そして大サビを歌い上げ、踊る。絡まない。キレキレダンスで終わる。最後の決めで、電気に感電したようにガクッと落ちるフリがあるのだが、同じタイミングでガクッとなるふたりがなんとなくエロくて思わずため息はついた。でもあまりにもあっけなかった。

終演後、中島担の友人も「もっとやってくれると思ったのに~!」と悔しそうな表情を浮かべていた。シンメに対する期待は誰しも大きいのだなと思った。私はふまけんのパフォがふじきたを超えてくるのでは!?と期待しつつひやひやしていたので、正直ほっとした気持ちもあった。そして圧倒的な場所に君臨する藤北って何者なんだろうと改めて思った。

ここで勘違いして欲しくないのは、私は藤北のほうがいい、とか、ふまけんはまだまだだ、とかいう話をしたいのではないということだ。両者がシンメとして対極にある、というか藤北がいかに特殊なのかを改めて思い知らされたという話をしたいのだ。

冒頭に挙げた1フレーズ目の歌詞に話を戻す。

白も黒も 未来も過去も

消える Border Line 溶け合う You & Me

計り知れない Powerに変わる

 かなりニュアンス的な話になってしまうが、ふまけんは確かにふたりが溶けあって、一つの力を生み出す感じがする。ふたりの歌声を聴いているとそう思える。ふまけんのコーラスは本当に美しい。ハモりが絶妙で、いつまでも聞いていたくなる。ふまけんに限らず、『シンメ』と呼ばれる二人組はほぼほぼそういうふうにして、それぞれの力を融合させて、ひとつの力に変換して、発揮しているのだと思う。

でも、藤北はどうか。『消える Border Line』『溶け合う You & Me』という歌詞が当てはまるだろうか?と考えたときに、私の答えは否だった。

私は、磁石のS極とS極をむりやりくっつけようとしてもくっつかない感覚こそ藤北であると思っている。磁石には必ずS極とN極がある。ふたりはそれぞれ別々の磁石で、きっとS極とS極なのだ。本質はとても似ているふたりだから、向かい合ってしまうと反発してしまう。どちらかが翻ればぴたりと収まることができるのに、それをしない、できない。だからいつも一定距離の背中合わせ。藤北にはそんなイメージがわく。

同じ磁石で例えるなら、ふまけんはS極とN極だと思う。というよりひとつの磁石。ふたりでひとつ。だから簡単に溶け合うし、そうやってふたりの良さが引き立つ。対極なふたりだからこそ溶け合うことができる。ふまけんのシンメとしての魅力はそこにある。

一方で藤北はS極とS極、本質は同じ。でも同じだからこそ、混じり合わない。境界線はなくならない。ただその反発しあうふたつが無理やりにでもひとつに収まろうとするときのパワーはとてつもないものがある。それがあのFIRE!!!なのではないかと思う。

ふまけんと藤北はおなじ『シンメ』でも対極にある。そんなことに気付かされたふまけん曲だった。でも対極にあるからと言って、今回のふまけん曲のパフォーマンスがあれでいいはずがない。もっともっと見せ場は作れるよねえ…!とふたりの肩に手をやってぶんぶん振り回してやりたい。最終日までになにかが変わることを草葉の陰から応援してます。というか衣装やグッズには意見を出したと言っていたけれども、演出にはどの辺まで携わっているのかがいまいち分からない部分ではあるので、もしあれが自分たちえ演出してやっているんだったらお願いだからもっとちょーだい!って言いたいし、大人の決めたやり方なんだったら、僕らは僕らなりに考えてやってちょーよ!とも思う。どっちなんでしょうね。

最後に。余談だが、シンメは背中合わせが似合うというフレーズをよく見る。私は、<お互いに背中を預けるシンメ>と、<背中同士でしかいられないシンメ>がいると思っている。藤北というシンメは絶対的に後者だ。お互いがお互いを信頼しているであろうことは見て取れるし、決して背中を預けていないわけではないと思う。でも藤北には<背中同士でしかいられない>という言葉がぴったりだと感じる。背中同士でしかいられないはずのふたりが、不意に、もしくは意を決してまじまじと向き合うと凄まじい破壊力を持つ。私はこの爆発的な破壊力が好きで好きでたまらないから、藤北厨を辞めることができないのだと思う。

シンメにはそのシンメの数だけ形があるし、だからこそ尊い。ジャニーズのこのよくわからん暗黙の了解的な仕組みが私はつくづく好きなのだと思う。ありがとうジャニーさん。シンメについて考えていると本当に楽しいです。私はいま幸せです!!!

ヒモマイフットツー妄想

突然ですが私はきみペ大好き芸人なので、常日頃からヒモを飼いたいという欲求はあり、幼い頃からスミレちゃんに憧れを抱いていました。モモは最上級のヒモだと思います。ヒモ界のトップ。キングオブヒモ。

きみはペット Blu-ray BOX

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そんなモモちゃんには遠く及ばずとも、わたしの大好きなキスマイちゃんだってヒモになれるだろ!!と思い立ち、ヒモマイフットツー妄想を繰り広げてみました。すべて妄想です。いつものごとく苦情は受け付けません(ドヤァ)

 

北山宏光

平日は私が仕事に行く時でもぐーすか寝ててお見送りなんか全然してくれなくて、仕事から帰ってきてもソファでごろんって寝てるからホントこの子いつ起きてるんだろうなぁって思うんだけど、土日は私よりはやく起きて「はやく飯作って!卵焼きはしょっぱいのね!」とか言うから私も平日並みにはやく起きて朝ごはん作る。食べ終わったらもぐもぐしながら「金ちょーだい」って言われて、諭吉をひとり差し出したら「足んない」ってねだってくるから仕方なくふたり足したら「ま、だいじょーぶかな!さんきゅ!」ってほっぺにちゅーされて元気よく出ていく宏光を見送る休日。どこの誰と遊びに行くのかは知らないけど最近ゴルフバックを家に持ち帰ってきたので交友関係は広がっているらしい。家に帰ってこないこともしばしばあるので、あんまり頻繁に連絡も取らないけど、たまに「カニ食ってるなう」みたいな自慢げなLINEが入ってくる。そのカニが乗ってるエ〇メスの皿なんだよ、と思うけどせめてもの抵抗で既読無視。そしたら私が機嫌を損ねたと思ったのか、帰ってくる時に「おみやげ」ってこっちを伺うみたいに余ったカニを差し出してくるのでほんと嫌いになれないなぁと思う。「楽しかったみたいでよかったね」ってカニを受取りながら言うと「今度は〇〇も築地いこ!カニ以外にも食いてーのあったんだよ!」とかニコニコしながら言うけど、まあどうせすぐ誘ったことも忘れるんだろうなあって思って切なくなる。宏光のなかで私の優先順位なんて下の下だということは分かりきっているので、立場をわきまえて行動してるつもりだけど、毎日違うシャンプーの香りがしたりとか、宏光が好きだっていう柔軟剤で洗って畳んだままになってる専用のスウェットとか見ると落ち込む。仕事で失敗してイライラしたまま帰ってきたら「金もらっとくね!」っていう書置きだけ残して宏光が出かけてて、こんな時くらいヒモらしく主人を癒すっていう務めを果たせよって思いながら宏光のスウェット抱きしめてソファで眠ってると、深夜に帰ってきたらしい宏光が「離してくんねーと寝れねぇんだけど」って困った顔で頭撫でてくれて「ごめんな、さみしかった?」とか言うから泣きそうになっちゃって「ヒモのくせに生意気」って悪態ついたら「そのヒモに依存してんのはどこのどいつだよ」って大人びて笑うから涙腺崩壊するやつ。ヒモのくせに私の精神安定剤の位置にまで上り詰めてくるのが宏光。ツライ。

 

千賀健永

仕事からへとへとになって帰ってきて、もうなにもしたくなくて着の身着のままソファに寝転がっていたらお風呂あがりらしい千賀くんが「〇〇ちゃん!メイク落としてから寝てよ!」ってぎゃーぎゃーうるさいので「やってー」って甘えたらちょっと嬉しそうに「もう!仕方ないなあ~」ってクレンジングから化粧水塗り込むところ、パックまで全部やってくれる。ヒモ兼専属エステティシャン。「ねっ、ふたりできれいになろ!?」って言って私があげたお小遣いでそこそこする美容グッズを買ってくる。おおきな美顔器を前にして「これ業務用なんだ♡」とか言うからやっぱり本物のエステティシャンなのでは…?と疑いたくなるレベル。ふたりで、と言った割には朝の忙しい時間は千賀くんが占領してるのであまり使えない。

 

宮田俊哉

「〇〇ちゃーん!ごめんっ!今度のコミケのスペース代が払えなくて!貸してください!」みやっちの主な収入源は同人誌の販売によるもの。売れないかぎり永遠にヒモ。みやっちはとりあえず必要な額しか要求してこないので、その点では良心的なヒモ。アニメDVDとかグッズとか欲しいものは厳選してるっぽいけど本当に欲しいヤツはこれでもかっていう熱量で私にプレゼンしてくるので、「買っておいで」って言わざるをえなくなる。私のお金でみやっちの趣味コレクションが潤っていくのが少しイラっとするけど「〇〇ちゃんも一緒に見ようよ!」ってめっちゃ笑顔でおすすめしてくれるからこれだけ楽しそうならいっかあって納得しちゃうやつ。あとはとっても優しいのでどんな愚痴を言っても味方になってくれる。人畜無害な笑顔で「あーそれはムカつくねえ!俺が強かったら乗り込んで〇〇ちゃん助けられたんだけど!あはは!」って豪快に笑うからいい子だなーってなる。毎日が平和でほんわかする。アニメグッズで部屋が占領されるのだけが不満。

 

横尾渉

ヒモであることに甘んじないわたるくんは、私がやって欲しいことはすべてやってくれるスーパー主夫。ヒモというよりハウスキーパー。たまにお小遣いをねだられるけど、それは新しい調理器具を買うため。休日に一緒に買い物に出かけたら、テキパキと必要な食材を買って「〇〇ちゃん、今度コレでピクルス作ってもいい?」ってパプリカ片手にキラキラ笑顔で聞いてくるので「わたるくんの好きにしていいよ」って言うしかない。帰りに「カフェ寄っていかない?お茶して帰ろ?」って言うけど、わたるくんは「そういうのは彼氏と行ったら?」って言うからもうこの際わたるくんが彼氏でいいんだけどなぁ~って口にはせずに心の中で思いながら帰宅する。わたるくんはプライドが高いので、付き合う女の子とは平等でありたいと考えている人だし、彼女に養われるなんてもってのほかだし、わたるくんを養っている限り彼氏にはなってくれないのでどうしたらいいんだろうって思うけど、ヒモであるわたるくんに相当お世話になってしまっているので解決策が見当たらない。少しずつヒモのわたるくんと恋人ごっこができないかと試してみる毎日だけど、それもそれで楽しいのでとりあえずは今のままで幸せかなぁとも思う。

 

藤ヶ谷太輔

部屋に転がり込んできた藤ヶ谷くんが最初にあげたお金で買ってきたのは、お気に入りのシャンプーやらリンスが入ったバスセット。「俺これじゃないとだめなの」っていうからそっかーって受け流しながらあとでこっそりネットで検索してみたらバカ高くてマジかよ!ってなる。「〇〇ちゃんも使っていいからね♡」って言われてそりゃそうだよ私のお金だもん……って思うけど言わない。藤ヶ谷くんは一緒にいる女にも自分の好きな匂いでいて欲しい派。そのうちお気に入りのアロマとか、お気に入りのバスソルトとか、ヘアオイルとかありとあらゆるものが藤ヶ谷くんの好み通りに塗り替えられていく(※私のお金)。だけど「えっいいの!」って喜んだ顔が毎回可愛いのでいくらでもお金をあげたくなる。そのお金は藤ヶ谷くんの高価なお洋服に消えていくけれども屁でもない。藤ヶ谷くんは、仕事で落ち込んで帰ってきた時もバタバタバタって駆け寄ってきて「おかえり!」って迎えてくれるし、きて?って行ったら抱きしめてくれるし、「おれは〇〇ちゃんのためならなんだってするよ」ってめっちゃ甘やかしてくれる。例え金づるだろうとギブアンドテイクがきちんと成立しているので不満なんてひとつもない。藤ヶ谷くんの凄いところはお金の対価として120%の癒し(カラダの関係なしで)を返してくれるところ。こういう商売なんだなって思わせてくれるくらいのクオリティなのでこっちも罪悪感なくお金を払える。ただいつもそのクオリティの高い癒しを勘違いされてしまって、彼氏だよね?私のこと好きだよね?って迫られてしまうことがほとんどなので、ひとりの女のところに長くお世話になれないのが本人の悩みどころ。藤ヶ谷くんはヒモの女と一線を超える気はサラサラなく、女に本気になられたらアッサリとサヨナラされてしまうので一種のビジネスだと割り切ることが必要。
 

玉森裕太

いつの間にか住み着いた裕太くんの高そうなお洋服がみるみる間に増えていって、これ私があげてるだけのお金じゃ買えないよな…?と思いつつ、私がもっと頑張ってお金をあげたら私だけの裕太くんになるのかな…?って考えてしまって死ぬほど働くけど結局裕太くんは誰のものにもならない。「裕太くんはどうしてここに帰ってくるの?」ってふと聞いたら「えーだって〇〇ちゃんがいちばんやさしいからさぁ?」ってどこのどいつと比べられてるのかしらんけど世界一美しい微笑みをぶちかましてくるのでこの子のために働かねば……!ってなるのは世界の理。帰ってきた夜、裕太くんが「おかえりー」って出迎えてくれて差し出したのはルブ〇ンのショッパー。「プレゼント~」って自慢げに差し出してくれたから私なんかのために……??って泣きそうになるけど、中身見たらたくさんのリンゴで「駅前で売ってた」ってなんの悪びれもなく言うから、ありがとうって受け取る。裕太くんが初めてくれたプレゼントだなぁって感動しながら次の休みでアップルパイを作って「食べるー?」って聞くけど「俺今食事制限中だからいらなーい」ってゴロゴロしながらスマホゲームしてる。美味しく出来たけどなぁってひとりで紅茶とアップルパイ食べようとリビングに持っていったら、裕太くんがするするって後ろから抱きついてくる。気にせずにアップルパイ食べてたら「〇〇ちゃんほんと料理うまいねぇ」ってほのぼの言うからそうでしょーって振り返ったら、不意打ちでチューされて「うん、これだけでおいしーよ」って言うから悶絶する。アメとムチを使い分ける天性の才能を持ってる裕太くん。

 

二階堂高嗣

「お金ちょーだい!」「掃除できたらね」っていうやり取りから、ルンバを駆使して部屋を常にキレイに保ってくれるようになった高嗣。しつけ成功。「ただいま~高嗣~♡」って帰ってきたら、玄関に脚を踏み入れるやいなや潔癖に磨きがかかった高嗣に「入る前に足洗って!」とか言われて、おいおいここわたしの家やで…って思いながらも言うこと聞く。足を洗わずに部屋に上がると口聞いてくれない。私の家なのに。食が細いらしくご飯作ってあげてもすぐ「お腹いっぱい」って言うからあんまり作りがいがない。そのくせ、あとでゆっくりひとりで食べようと思ってたデパ地下のクッキーを食つまみ食いされる。甘いの苦手なくせに。「楽しみに取ってたのに!!」「お腹空いちゃって」「だったらさっき夕飯ちゃんと食べてよ!」「ていうかこんな甘いのよく食べるね。太るよ?」とか平気で言うから耳をぎゅーって引っ張ったら「ごめんて!!もうしない!!」って謝るけどこのやり取りは月1恒例だったりする。テレビを見ながらボソっと言う一言が面白かったりするので、一緒にバラエティ見てる時がいちばん楽しい。

 

 

書いてて思ったのはヒモ能力高いのはたまがやですよね。あと北山くんはヒモであってもその包容力が隠しきれないと思うのですよ…(息切れ)にかせんちゃんはほんとただのペット感覚だなと思いました。

 

以下Jr.番外編♡

 

平野紫耀

意味わからないことばっかり言うしょおくん*1に、君はそのままでいいんだよって菩薩のように微笑みながらご飯を食べさせたい。私が落ち込んで帰ってきたらしょおくんはニコニコしながら「きょうな、〇〇ちゃんに似てると思ってこれ買うてきてん!」ってぐでたまの割とでかいぬいぐるみを差し出す。「家におるときの〇〇ちゃんこんなやで!そっくりや!」って楽しそうだからまあいいかって思いつつ「しょおくんのほうがぐでたまっぽいよ?」って言ったら「は?まじ?俺こんなかわいい!?」とか言うから「かわいいよぉ~!!!」ってぐりぐりしたい。しかしまあおこづかいの使い方から教えないとだめかな?とか考える毎日。しょおくんのポンコツ発言が日々の癒し。

 

岩本照

帰ってきても無言。子犬のような目で何かを訴えるひーくん。ごめんね!お腹空いたんだよね!って言うと「ごはんなに」って超小声で聞いてくる。ごはんめっちゃ食べるから米の消費量がハンパない。炭水化物必須。プロテインもご所望なので常備してあげる。案外甘めなやつが好き。渡したお金で少しずつ増えていくシルバニアファミリーのことを聞きたくても聞けない。たまにそっと静かに帰宅すると、無言で人形たちと向き合ってるひーくんがいてぎょっとするけど、びっくりするくらい優しい顔をしてるので、全世界のシルバニアのお人形をひーくんのために買い占めたいなどと思ってしまったりする。

 

阿部亮平

勉強しすぎて身の回りのことが破綻してしまったあべちゃんを拾ってごはんを食べさせてあげる。お小遣いは特にねだられることはない。やたらなにかしらを勉強しているので、受験勉強を応援する母ちゃんのような気持ちで毎日を過ごす。夜食におにぎりとみそ汁を作ってあげて持っていくと「〇〇ちゃんも、明日仕事で早いでしょ?僕のことなんかほっといていいんだよ~」って困り顔で笑うからいとしくてしょうがない。ほんと優しい子。疲れて眠ってるあべちゃんにそっと毛布をかけてあげたい。よしよしって頭をなでてあげたい。そんな日々を過ごしていたら、ある日突然「〇〇ちゃん!見て!」って天気予報士の資格の証書を見せてくるあべちゃん。驚いていたらぎゅっと手を握られて「〇〇ちゃんのおかげで僕の夢がかなったよ!」って言われて思わず泣いちゃうやつ。

 

阿部顕嵐

拾ったときは黒髪の弱気なわんこだったけど、少しずつ形を整えていったらめっちゃキラキラな美しい男の子に成長してきてビビる。スタイル抜群で黒スキニーをやたら履きこなすので、モデルスカウトされることも少なくないけど「危ないおじさんについて行っちゃダメだよ!あとキレイなお姉さんにも!」って釘をさしているので、一応無事。こんなにキレイで純粋な子を世間に提供してたまるか!って意地でも閉じ込めておきたくてお金で囲いこもうとするんだけど「おれは〇〇ちゃんにしかついていかない~」ってぎゅっと抱き付いてくるから、ああこの子産んでよかったなっていう錯覚に陥る。あらんくんの美しいビジュアルを保つためなら、自分の化粧水なんていらない。自分のもつすべてを献上してでもあらんくんをキラキラさせなければならない。でもあんまり自分からお小遣いはおねだりしなくて、おねだりしてくるときは「ラノベの新刊が出て……」っていう感じだからうふふふかわいいねぇってなって諭吉を献上してしまい「こんなにいらないけど?」ってぽけーってしてるあらんちぁに「いいから好きなだけ買っておいで」って母のような気持ちになりたい。

 

萩谷慧悟

おうちに帰ったらはぎちゃんがご自慢のコーヒーを入れて待っててくれる。「〇〇ちゃん、おつかれさま」って極上の笑顔と共にコーヒーを差し出して、いろんな愚痴を目の前で頬杖つきながら「そっかぁ」って相槌うってくれる。「〇〇ちゃんは頑張り屋さんだもんね」って頭ポンポンしてくれるから嬉しくて感動して涙ぐんでると「えっ!?なんでどこか痛いの!?」とか見当違いのこと言うから、あーそういうところがはぎちゃんだなあって思いながらぎゅっとはぎちゃんを抱きしめたい。 そしてはぎちゃんが寝た後、こっそり大事にしてる貯金箱に今日もありがとう、ってお金を入れていくスタイル。次の朝、貯金箱を振って確認して満足げなはぎちゃんを見て癒されたい。癒ししかない。

 

 

長々とお粗末様でした!

日替わりでみんなうちに来てください!よろしくおなしゃす!!

 

 

ふじきた論文2015 ~ギターとデニムと手帳~

※本エントリーはCONCERT TOUR 2015 KIS-MY-WORLDのネタバレを含みます※

 

 

 

DVD&Blu-ray発売おめでとうございます!発売日までに更新されたスタッフブログの回数からも感じとれる、これまでと明らかに違う熱の入りように、否が応にも最高潮まで高まった期待感。こんなに発売日が待ち遠しく思えたのも久々だった。そしていざ開いてみると、期待を裏切らない映像の数々。マルチアングルをはじめとする本編映像へのこだわりもさることながら、舞台裏でのスタッフさんのキスマイへの愛情が見て取れて、素晴らしい環境のもとで彼らはお仕事をしているということが知れてとても嬉しくなった。

そして、今回の映像作品に収められた9.17の軌跡を見て、本当に胸がいっぱいになった。2015年の藤ヶ谷くんと北山くんの物語をシンメ厨の私なりに深読みしながら文字にしたいと思った。

<北山くん→藤ヶ谷くん>

この物語の始まりは、やはり北山くんが藤ヶ谷くんにギターをプレゼントしたところから始まっている。このツアーの先行アルバムが発売されたのは2015年7月1日のこと。 

KIS-MY-WORLD(初回生産限定盤A)(CD2枚+DVD)(LIVE CD盤)

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 このアルバムのなかの「証」という曲は<愛する女性を守る>というテーマのバラードで、藤ヶ谷くんと北山くんふたりのユニット曲として収録されている。そしてこのアルバムの映像特典として、ユニットごとのドキュメントが収録されており、そのなかで北山くんは藤ヶ谷くんにギターをプレゼントしたのだ。

 <藤ヶ谷とのユニット曲「証」についてのインタビューにて>

北山「あのーやっぱりさっきちょっとギターとかどうかなっていう話だったんで…、藤ヶ谷にギターあげちゃおうかな、みたいな。」

スタッフ「それは、北山さんが選び?」

北山「そうです、選んでー、なんかちょっと加工をしてもらって、1本しかないギターをあげられたらいいなっていう感じですね。」*1

一本しかないギターって。重い!!!「しかない」って重い!!!愛が重い!!!知ってたけど!!!

 証という曲を選んだのは、ふたりの総意かもしれないし、ふたりでギターを弾くというパフォーマンス案もどちらから出たものなのか、それともスタッフから提案されたものなのかわからない。しかし、藤ヶ谷にギターをあげると北山くんが決意したタイミングで、2015年の藤北のすべてが始まっていたのかと思うとその時点で泣ける。常日頃から藤北is尊いと口酸っぱく言っているが、やっぱりほんとに尊かったんじゃん…って思いました。私たちの知らないところで、ふたりがこうやって思いあっていたのかという事実に胸が震えてしかたがない。

そして北山くんはギターを買いに行く。藤ヶ谷がステージで持っても恥ずかしくないように、と北山くんが選んだギターはMartinのD-18。藤ヶ谷くんの好きなX-JAPANのhideが愛用していたというモデル。「T・F」というイニシャルが指板に刻まれた、世界でひとつだけのギターを一番に試し弾きした北山くんの満足そうな顔。ギターショップでのインタビューで藤ヶ谷くんについて話す北山くんの優しそうな顔。ぜんぶ藤ヶ谷くんのことを想っての表情だと思うとほんとに泣ける(2回目)。

~藤ヶ谷について~

スタッフ「藤ヶ谷さんって、北山さんにとってどんな立ち位置にいるというか…」

北山「えっ、ライバルでもないし…。うーん…なんだろうな…どんな存在…。気付いたらいたって言う感じだよね、ずっとね。そうね。で、なんかグループやってて…。結構真逆な感じかな。こう、ポジション的な部分では。真逆かなーとは思いますけど。お互いあんまかぶってるところがないんすよ。だけどまあ仕事に関してはおなじ、みたいな感じじゃないすか?うん。」*2

 ライバルでもない、という言葉。背中合わせで切磋琢磨してきたふたりに本当にライバル意識がなかったとは私は思わない。嫌でもお互いを意識しているからこその、今のふたりの距離感だと思っている。でもそれがライバルという言葉で表されるかと言ったらそうではない、といったところなのだろう。

北山くんはギター経験者。過去のツアーのソロ曲ではギターを弾いて歌ったこともある。一方の藤ヶ谷くんはギター初心者。そんな彼に、プロも愛用するようなかなりいいギターをどんとプレゼントした北山くんの思うところはなんだったのだろうか。

北山宏光「証」にかける想い>

北山「新しい挑戦…挑戦的なことかなー…。で、この曲から、なんか、新しいキスマイの魅せ方に繋がっていけばいいなっていう…1曲ですかね。
何年後かわかんないですけど、「あの曲から始まったよね」みたいなぐらいのほうがいいかなーっていうので、まあそういうのでは新しい二人の魅せ方なんじゃないかなーと思いますけど。

スタッフ「ライブでふたりでアコギでやるってこと?」

北山「そうっすね。やりたいなと思ってますけど(笑)まあどうなるかは(笑)理想はね。」*3

北山くんがあげたギターに託された想いにはいろんなものがあると思う。アルバムの特典映像でユニットごとにそれぞれインタビューをしている場面があるのだが、その中でふたりはぎこちなくカメラをお互いに回し、この証という曲について話している。

<北山→藤ヶ谷でカメラをまわし>

北「えーっとまず、この曲に対しての意気込みを」

藤「意気込みー。そうですね。まあすごくいい曲なのでなんか心を込めて歌いたいなーっていう。」

北「じゃあ、どんな曲ですか」

藤「まあ、なんかこう大事なひとへの歌みたいな感じですよね。愛のような、絆のような。タイトルも証っていうね、ものですから。なんか証が伝わるような曲なんじゃないかなーと。」

北「はい。」

藤「はい。」

北「注目するポイントは?」

藤「まあこういう歌をね、二人で歌うこともなかったので…そこですかね。」

北「んーまあ望むこと。これ難しいなー。」

藤「望むこと。なんだろうなー。まあギター経験者なのでなんかわかんないところ教えてもらおうかなーと」

北「おう。なるほど。」

藤「うん。はい。」

<カメラ交代、藤ヶ谷→北山>

北「さあ意気込みですねー。」

藤「はい。」

北「うーん。なんだろうな。今まであんま見せたことない感じになんのかなあ。だから、なんだろう…ちょっと、切り口的には違ってくるんじゃないかなと思って。うん。俺は楽しみかなって感じですね。」

北「曲は」

藤「曲の説明を」

北「なんだろう、こう、優しい歌になってるかなーっていうのはすごくあって。だから…どういうときに聴いてほしいかな…、なんかふとシャッフルで流れたらこの曲なんだろうって耳につくような曲だと思うんだよね。ぜひ聴いてほしいですね。」

藤「ほい。注目ポイント」

北「まあちょっとこれはライブ見て欲しいかなーっていうのはあるかなー。」

藤「ほう。」

北「曲ももちろんそうだけど、パフォーマンスとして。どうなっていくのかなって。そこも注目だと思います。」

藤「望むこと」

北「望むこと?なんか、ねえ、新しい一面を出すにはすごいいいきっかけだと思うので…楽しんでほしいです。*4

ちょっと話が脱線するが、そもそもこのインタビューは定点カメラとお互いを映すハンディカメラしかない2人きりの状況で撮られていて、案の定ふたりはまったく目線が合わない。向かい合った北山くんと藤ヶ谷くんは淡々と紙に書いてある通りに質問事項について答えていくのだが、一番気になるのは<望むこと>という項目だ。このあとのふたりの回答から推測するに、これは<「お互いに対して」望むこと>という項目なのだろうと思う。多分紙にもそう書いてあるんじゃないかな。でもふたりはそこを読み上げない。「望むこと」っていう目的語がない言葉に、見てるこっちは一瞬なんのことかわからないけど、ふたりだけがわかっていて、話を進めていく感じ。見てるこっちが置いてけぼりになる感じ。ここちょーーーー藤北っぽい!(伝われ!)憶測でしかないけど、北山くんは基本的に見てる私たちの側を忘れないひとだと思う。それは藤ヶ谷くんもしかり。でもそのふたりが見てる側を置いてけぼりにしまうくらい、ふたりきりの空間っていうのはそわそわしちゃうものなのかもしれない。慣れてないんだろうなと思う。知らんけど!(←魔法の言葉)あと、超どうでもいいけど、カメラ交代したときに自分で仕切り始めちゃう北山くんがちょーーーーーー北山くん。相手に身を委ねない北山くん。藤ヶ谷くんに身を委ねる方法を知らない北山くん。最高。

脱線長すぎました反省。そして今回発売されたKIS-MY-WORLDの中でも断片的ではあるが、北山くんの思惑ともとれる言葉が納められていた。

<北山からみたメンバーとは>

北山「藤ヶ谷がなんか5年後とか少し楽になってんじゃない?なんか自分の引き出しが…ね?楽になってるっていうか…、いろんなことを魅せれるタレントになってくれると思いますけど。*5

ここまでに太字にした部分がKIS-MY-WORLDという作品の中で、ギターをプレゼントした北山くんの思惑がうかがい知れるところだ。(おいおい見落としてんじゃねえよここもあるよ!!!っていうところがあったら教えてくださいかしこ。)まとめると、

「証」を新しいキスマイ(ふたり)の魅せ方のきっかけにしたい

② 藤ヶ谷の新しい一面を出すきっかけにもなると思うから楽しんでほしい

③藤ヶ谷の引き出しを増やしてあげたい

なんていうか、すごい。藤ヶ谷くん第一主義すぎてすごい。ふたりのユニット曲なのに自分がどう見えるかって後回し。なんなら我々も置いて行っている気がする。でもこれは横尾&藤ヶ谷のユニットドキュメントを見ていても思った。横尾さんが「藤ヶ谷の違った一面を見せたい」って言っていて、うっわお兄ちゃんふたりにここまでさせる藤ヶ谷くん何者…!?って思った。

ただ、北山くんと横尾さんの思惑は表面上は一緒だが根本的な違いがあると思う。ここからは全部私の憶測なので、話半分にきいてほしいのだが、北山くんのなかには確固たる<理想の藤ヶ谷像>がある気がする。藤ヶ谷にはこうあってほしい、こういう一面を持っていたら必ず武器になる、というふうに一種のプロデューサー心理が働いている気がするのだ。一方の横尾さんの言う「藤ヶ谷の新しい一面」は単純にファン心理というか、その場限りのこういう藤ヶ谷見れたらいいよね!という軽めのノリな気がする。ドル誌のコスプレみたいな感覚で。

北山くんが望む「藤ヶ谷の新しい一面」は重い。だって5年後とか言っちゃってるもん。でもやっぱりそれは北山くんにとって藤ヶ谷くんがそれだけの価値のある存在で、5年後も10年後も、自分の横にいて欲しいという想いがあるからこそなのだろう。極端に言ってしまえば、ギターをプレゼントするという行為は<俺の隣にいる藤ヶ谷にはこうあって欲しい(こうじゃなきゃいやだ)>というエゴイズムの象徴なのかもしれない、と私は思う。個人的憶測なので異論は認めます。

そして藤ヶ谷くんは必死でギターを練習する。北山くんから託された想いをがっちりと受け止めて練習に励む姿が、ドキュメントにしっかり残されている。本当にスタッフさんぐっじょぶ…。北山くんがいないところでも、北山くんとのパフォーマンスのために練習を重ねなくてはならない藤ヶ谷くん。なんか、ほんと一種の束縛に近いものを感じる。想いが重いよね北山くん!でもそれにしっかりと応えようとする藤ヶ谷くんが健気で…というよりきっとテロップにも出ていたけど<意地とプライド>なのだろう。ギターをプレゼントしたときの会話がとっても藤北らしくて印象に残っている。

北「これを、藤ヶ谷さん、あげます」

藤「えっあげます?これをもらって、これで練習するってことですか?」

北「練習するかしないかはまあ藤ヶ谷さん次第ですけど*6

何気ない応酬のなかの言葉の綾にしかすぎないと思うが、この一言が藤北っぽい。というか北山くんっぽい。やるならやれば?と一瞬突き放す感じ。ほんとはやってほしいくせに。決断もろとも相手に託してしまう。こんなこと言われたら意地でもやるしかないって藤ヶ谷が思うだろうっていうことはわかりきってるから、わざとこんな言葉を言ったのかなあとも思った。

ライブ20日前、はじめての合同練習。ふたりでギターを合わせた時、北山くんはギターをかき鳴らしながら嬉しさを押さえきれない様子で微笑んだ。仏頂面の藤ヶ谷くんの隣で。「(ふたりで演るの)楽しいね!」と笑顔を浮かべた北山くんと、控えめながらようやく笑って「楽しい」といった藤ヶ谷くん。尊すぎてびっくりするホントに。北山くんの優越感というか、喜びはそりゃあひとしおだったと思う。自分があげたギターをここまで藤ヶ谷が弾けるようになってる、っていう現実に。そしてきっと自分と同じステージまで藤ヶ谷が来てくれたという喜びもあったんだろう。これほどのまでの期待と理想を他人から押し付けられたら、私だったらめんどくさくて逃げたくなる。でも藤ヶ谷くんは真正面から挑んだ。それはきっとほかならぬ北山くんからの期待と理想だったからだろう。

本番。センステに並んだ二つのイスとギター。赤とピンクのペンライトに囲まれたふたりは毎回ぎこちなくふたりきりのMCを披露していた。北山くんのカウントで始まるストローク、重なる2本のギターの音色とふたりの声を目を閉じて噛みしめるように歌う北山くんと、赤とピンクの世界をじっと目に焼き付けるように見つめる藤ヶ谷くんが本当に対象的だった。

 北山くんが藤ヶ谷くんに無理をさせてでも見せたかった景色。もしくはふたりで一緒に見たかった景色。赤とピンクの世界にぽつんとふたりだけでいる様はめちゃくちゃ尊かった。

 

<藤ヶ谷くん→北山くん>

北山くんが藤ヶ谷くんについて語ることはあっても、その逆というのは今までに滅多になかった。でも今回は違った。北山くんの30歳の誕生日がコンサート日程にぶち当たったのだ。東京ドーム初日、9.17。藤ヶ谷くんはあろうことか、北山くんのサプライズを<俺がやらなきゃ>とかって出た。そしてそのサプライズ準備の一部始終が、あろうことか今回の映像特典として収録されたのだ。この奇跡的な日程が実現しなかったら、私たちはまた北山→藤ヶ谷の想いを知ることができても、その逆を知ることはできなかった。そもそもふたりが「証」という曲を選ばなかったら。アコギでパフォーマンスをすると決めなかったら。北山くんが藤ヶ谷くんにギターをプレゼントすることもなかった。そうしたら、きっと藤ヶ谷くんはあそこまで盛大にサプライズを仕掛けていなかったかもしれない。いろんな奇跡が重なった結果が、あの9.17に繋がったのだ。尊い。この世のすべてに感謝したくなるレベルで藤北が尊い。

以下、藤ヶ谷くんがメンバーの誰にも内緒で頼んだバースデーケーキを取りに来たお店でのおはなし全部文字起こし。

<藤ヶ谷は「北山、藤ヶ谷にギターを買う」VTRを見たのだろうか>

まあ見ましたよ。まああれだけじゃないですけど。まあ作品は基本的に自分の目で見るようにはしてますけど。正直でも、あのー…やっぱなんか作業しながら…やっぱ見ちゃいますよね。なんかどうしても恥ずかしいというか。滅多にないじゃないですか、そのー、本人の口から言葉っていうことがないんで。まあそこのなんか、ああそう思ってんだっていう素直な、受け取り方はありましたけど。

<藤ヶ谷にとって北山とは>

まあ結成当時から考えると、やっぱふたりで色々ずっとこうなんかやらしてもらってたというか。たとえば歌もそうだし、MC、しゃべりもそうだし、お芝居もそうだし、でも俺らはやっぱ与えられたものを一生懸命やるっていうか。ただなんか、ほんとに…一緒に頑張ってきたかな。うん。今もまあ継続ですけど。うん。まあなんか、色々こう歳を重ねたりとか経験重ねると、まあ攻め方はどんどん変わるじゃないですか。それもなんか幅になってるんじゃないかなあと思いますけど。

<2人だけの距離感がある>

まあわちゃわちゃしないっすよね。でもなんかそれがお互い心地いい距離というか。よくなんか、仲悪いんじゃないかとかすごい言われますけど…、なんかそういうことではない…。ファンのみなさんはなんかこう心配したり、させてしまうことも…まあでも…ありますもんね。あんまこうふたりでしゃべってるところとかまあ見れないというか見せないというか…なんかそういうとこありますかね。なんかほんと心地いい距離だと思います。なんかまあ男っぽい感じというか…あんまり…男同士でもわちゃわちゃする男もいれば、しゃべんないけどなんかこう…、なんか…伝え合ってるみたいな…のはあるとは思いますけど。

心配させてるっていう自覚がありながらも、しゃべってるところは見せない藤ヶ谷くんよぉ…なんていうか全部見透かされてて怖い。藤北にだれもわちゃわちゃは求めてないし、ただそこに藤北として存在してくれるだけで拝みたくなるくらいには尊いので、この藤ヶ谷くんのいうふたりの距離感は非常に正しい。正しいって誰が正解を決めてるのかって言ったらそりゃ当事者のふたりでしかないんだけど、需要と供給がぴったりあっているのが藤北の魅力のひとつなのかとも思う。

<2人が歩んできたJr時代を振り返って>

あのころ…10代のとき、それこそ嵐さんのバックつかしていただいてる時とかに、なんかよくたぶん楽屋とかで写真撮ってたんすよ。あの、携帯じゃなくて。で、なんかねえ…実家とかの部屋とかになんか貼ってあって。なんかそれをまあこの前久しぶりに見た感じありましたね。結構…あの時まあ自分らもそうですけど、なんにも…なんだろ、気を使わなかったし、髪型にしろ服装にしろ言葉にしろ、何も気を使わなかったけど…、でも楽しかったですよね、なんか…うん。写真見てなんかその時のことが思い出せるっていうか。まあーそうだなあ、なんかやっぱ節目の、じゃないですか。誕生日。やっぱり、なんか勝手ながらああ俺がやるべきなのかなってやっぱ思ったし。

全私が泣いた。藤ヶ谷くんの思い出の中に北山くんがいるという現実が藤ヶ谷くんの口から語られる日が来るなんて私は思ってなかった。きっとそのころの彼らはダサくて、でも楽しくて、青春のまっただ中にいたのだろう。まだキスマイがいまの形になる前の北山くんとの思い出がきちんと大切なものとして今もまだ実家の部屋に貼ってある世界ってなんて美しいんだろう!!ありがとう世界!!生きててよかった!!

<これからのKis-My-Ft2のために>

なんかふたりでどうする?って考えるときも来るであろうから。まあその時はなんか昔を思い出しつつ、なんか今の感覚でお互い考えていけたらなと。うん。高みを目指していけたらなあと。思います。*7

ぐっとくるじゃないですか。このインタビューが北山くんの誕生日当日に行われているという奇跡。これを見た北山くんを想像してまた泣いた。感動しちゃって泣いてる?それとも嬉しくてにやにやが止まらないだろうか?どちらにしろ、これからもふたりはキスマイの核としてお互いに高みを目指していく。最高。こんなに優しくてあったかい想いを直接伝えあうことはないふたりの距離感こそ藤北なんだよなあと思うと泣ける。ほんとに泣ける。

藤ヶ谷くんは北山くんの写真入り特大バースデーケーキ以外にも、ふたつ誕生日プレゼントを用意した。シンプルな青いデニムと、手帳カバー。ケーキと合わせて全部で三つ、節目だからということでプレゼントしたかったらしい。

本番。サクラヒラリのペンライト演出の途中で浮かび上がった「ヒロミツ オメデトウ」の白い光。その中で藤ヶ谷くんは三つのプレゼントを北山くんに渡した。5万5000人とメンバーに見守られながら嬉しそうにプレゼントのリボンをほどいた北山くんは、それはそれは優しい声で「これは後で開けよっか」と言った。あの瞬間、5万人以上の人間がいるなかで、そのプレゼントの中身を藤ヶ谷くんと北山くんだけしか知らなかった。尊すぎて吐くレベル。

終演後、大事そうにプレゼントを抱えた北山くんは本当に子どもみたいにキラキラ笑っていて。その後ろで藤ヶ谷くんもニコニコ笑ってるし。どうしてこんなにお互いがお互いのことを大切に思ってるのにそれが表に出てこないんだろう、と思ったけどそれはふたりがあえて見せてないのかもしれないし、実際<しゃべらなくても伝え合ってる>から、馴れ合いみたいなやりとりは必要ないのかもしれない。藤北って謎だ。永遠に解けない謎。

件のケーキ屋さんで、藤ヶ谷くんはプレゼントの一つである手帳にメッセージを書き記していた。クロムハーツの白い手帳カバー。ふたりとも好きなブランドだという。その中の一ページ目に記されていた文字。ライブ後の楽屋で、藤ヶ谷くん特有の可愛らしい文字を見た北山くんはとってもやさしい声で「ありがたいねえ」と呟いた。

<ここからは2人だけの内緒のお話>というテロップとともに流れるBGMは証のオルゴールVer.。北山くんは終演後マッサージを受ける藤ヶ谷くんのもとを訪れる。交わされた言葉はわからない。ふたりだけの秘密だから。でも、北山くんが去ったあと、うつ伏せになっていた藤ヶ谷くんがすこしだけ顔あげたときの目元がすべてを物語っていた。その少しだけ弧を描いた目元を見るだけで満足できた。そこから先は私たちが知らなくてもいいことなんだろう。藤北っていうものはつくづくふたりだけのものなのだと思った。

 

北山くんは藤ヶ谷くんにギターをあげた。

ギターをプレゼントしたとき、北山くんは「藤ヶ谷の家とかにさ、絵になる感じで置いときたいわけよね、まず」と言っていた。そこまでプロデュースしたいのかよ!!?とツッコミたくなったが、藤ヶ谷くんのことだからきっとカッコよくおうちに飾っているんじゃないだろうか。ギターケースに入れて部屋の片隅に置いてあってもそれはそれでいい。藤ヶ谷くんの新たな武器となったギターは、北山くんからプレゼントされたものだという事実は一生覆らない真実だ。尊い。

藤ヶ谷くんは北山くんにケーキとデニムと手帳をあげた。

デニムをもらった北山くんは「自分でアレンジして履いてってことなんだろうね」と漏らし、手帳カバーを見て「これ(中身変えたら)毎年使えるね」と呟いた。これから先、おそらく北山くんはずーーーーーっとデニムと手帳カバーを使うと思う。おそらくというより、絶対。どんなにボロボロになっても大事に使うんだと思う。デニムを履くたび、手帳を開くたび、北山くんは藤ヶ谷くんを思い出すだろうか。1枚目に書いてあった「おめでとう!!これからもよろしく!!」の文字を眺めるのだろうか。

えっ…ちょっと尊すぎない??

お互いに一生モンのプレゼントを贈り合ったふたりが余すところなく収録されている今回の映像は、本当にお値段以上の価値がある。エイベックスありがとう。もう2度とエイベック〇だなんて言わない。謝罪します。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ギターから始まった藤北の物語はこの映像作品を持って幕を下ろした。完璧な物語だった。2016年の藤北伝説は何から始まるのか。ていうかこれ以上があるのか。これ以上があったら私は心臓が持たないので、ときたま北山くんが藤ヶ谷くんに貰ったデニムを履いてる姿を見せてくれたらそれでいい。とにかく藤北の可能性は未知数なので、ドキドキしながら今年もなにかしらを待っていようと思います。

藤北 is フォーエバーーーーーー!!!!

 

 

*1:KIS-MY-WORLD キスマイショップ盤北山ver.より

*2:KIS-MY-WORLD キスマイショップ盤北山ver.より

*3:KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤A レコーディングドキュメントより

*4:KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤A レコーディングドキュメントより

*5:2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤 Ki-WORLDより

*6:KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤A レコーディングドキュメントより

*7:2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤 F-WORLDより