おにぎり握るように愛してくれない?

キラキラした男の子達のこと

ふじきた論文2015 ~ギターとデニムと手帳~

※本エントリーはCONCERT TOUR 2015 KIS-MY-WORLDのネタバレを含みます※

 

 

 

DVD&Blu-ray発売おめでとうございます!発売日までに更新されたスタッフブログの回数からも感じとれる、これまでと明らかに違う熱の入りように、否が応にも最高潮まで高まった期待感。こんなに発売日が待ち遠しく思えたのも久々だった。そしていざ開いてみると、期待を裏切らない映像の数々。マルチアングルをはじめとする本編映像へのこだわりもさることながら、舞台裏でのスタッフさんのキスマイへの愛情が見て取れて、素晴らしい環境のもとで彼らはお仕事をしているということが知れてとても嬉しくなった。

そして、今回の映像作品に収められた9.17の軌跡を見て、本当に胸がいっぱいになった。2015年の藤ヶ谷くんと北山くんの物語をシンメ厨の私なりに深読みしながら文字にしたいと思った。

<北山くん→藤ヶ谷くん>

この物語の始まりは、やはり北山くんが藤ヶ谷くんにギターをプレゼントしたところから始まっている。このツアーの先行アルバムが発売されたのは2015年7月1日のこと。 

KIS-MY-WORLD(初回生産限定盤A)(CD2枚+DVD)(LIVE CD盤)

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 このアルバムのなかの「証」という曲は<愛する女性を守る>というテーマのバラードで、藤ヶ谷くんと北山くんふたりのユニット曲として収録されている。そしてこのアルバムの映像特典として、ユニットごとのドキュメントが収録されており、そのなかで北山くんは藤ヶ谷くんにギターをプレゼントしたのだ。

 <藤ヶ谷とのユニット曲「証」についてのインタビューにて>

北山「あのーやっぱりさっきちょっとギターとかどうかなっていう話だったんで…、藤ヶ谷にギターあげちゃおうかな、みたいな。」

スタッフ「それは、北山さんが選び?」

北山「そうです、選んでー、なんかちょっと加工をしてもらって、1本しかないギターをあげられたらいいなっていう感じですね。」*1

一本しかないギターって。重い!!!「しかない」って重い!!!愛が重い!!!知ってたけど!!!

 証という曲を選んだのは、ふたりの総意かもしれないし、ふたりでギターを弾くというパフォーマンス案もどちらから出たものなのか、それともスタッフから提案されたものなのかわからない。しかし、藤ヶ谷にギターをあげると北山くんが決意したタイミングで、2015年の藤北のすべてが始まっていたのかと思うとその時点で泣ける。常日頃から藤北is尊いと口酸っぱく言っているが、やっぱりほんとに尊かったんじゃん…って思いました。私たちの知らないところで、ふたりがこうやって思いあっていたのかという事実に胸が震えてしかたがない。

そして北山くんはギターを買いに行く。藤ヶ谷がステージで持っても恥ずかしくないように、と北山くんが選んだギターはMartinのD-18。藤ヶ谷くんの好きなX-JAPANのhideが愛用していたというモデル。「T・F」というイニシャルが指板に刻まれた、世界でひとつだけのギターを一番に試し弾きした北山くんの満足そうな顔。ギターショップでのインタビューで藤ヶ谷くんについて話す北山くんの優しそうな顔。ぜんぶ藤ヶ谷くんのことを想っての表情だと思うとほんとに泣ける(2回目)。

~藤ヶ谷について~

スタッフ「藤ヶ谷さんって、北山さんにとってどんな立ち位置にいるというか…」

北山「えっ、ライバルでもないし…。うーん…なんだろうな…どんな存在…。気付いたらいたって言う感じだよね、ずっとね。そうね。で、なんかグループやってて…。結構真逆な感じかな。こう、ポジション的な部分では。真逆かなーとは思いますけど。お互いあんまかぶってるところがないんすよ。だけどまあ仕事に関してはおなじ、みたいな感じじゃないすか?うん。」*2

 ライバルでもない、という言葉。背中合わせで切磋琢磨してきたふたりに本当にライバル意識がなかったとは私は思わない。嫌でもお互いを意識しているからこその、今のふたりの距離感だと思っている。でもそれがライバルという言葉で表されるかと言ったらそうではない、といったところなのだろう。

北山くんはギター経験者。過去のツアーのソロ曲ではギターを弾いて歌ったこともある。一方の藤ヶ谷くんはギター初心者。そんな彼に、プロも愛用するようなかなりいいギターをどんとプレゼントした北山くんの思うところはなんだったのだろうか。

北山宏光「証」にかける想い>

北山「新しい挑戦…挑戦的なことかなー…。で、この曲から、なんか、新しいキスマイの魅せ方に繋がっていけばいいなっていう…1曲ですかね。
何年後かわかんないですけど、「あの曲から始まったよね」みたいなぐらいのほうがいいかなーっていうので、まあそういうのでは新しい二人の魅せ方なんじゃないかなーと思いますけど。

スタッフ「ライブでふたりでアコギでやるってこと?」

北山「そうっすね。やりたいなと思ってますけど(笑)まあどうなるかは(笑)理想はね。」*3

北山くんがあげたギターに託された想いにはいろんなものがあると思う。アルバムの特典映像でユニットごとにそれぞれインタビューをしている場面があるのだが、その中でふたりはぎこちなくカメラをお互いに回し、この証という曲について話している。

<北山→藤ヶ谷でカメラをまわし>

北「えーっとまず、この曲に対しての意気込みを」

藤「意気込みー。そうですね。まあすごくいい曲なのでなんか心を込めて歌いたいなーっていう。」

北「じゃあ、どんな曲ですか」

藤「まあ、なんかこう大事なひとへの歌みたいな感じですよね。愛のような、絆のような。タイトルも証っていうね、ものですから。なんか証が伝わるような曲なんじゃないかなーと。」

北「はい。」

藤「はい。」

北「注目するポイントは?」

藤「まあこういう歌をね、二人で歌うこともなかったので…そこですかね。」

北「んーまあ望むこと。これ難しいなー。」

藤「望むこと。なんだろうなー。まあギター経験者なのでなんかわかんないところ教えてもらおうかなーと」

北「おう。なるほど。」

藤「うん。はい。」

<カメラ交代、藤ヶ谷→北山>

北「さあ意気込みですねー。」

藤「はい。」

北「うーん。なんだろうな。今まであんま見せたことない感じになんのかなあ。だから、なんだろう…ちょっと、切り口的には違ってくるんじゃないかなと思って。うん。俺は楽しみかなって感じですね。」

北「曲は」

藤「曲の説明を」

北「なんだろう、こう、優しい歌になってるかなーっていうのはすごくあって。だから…どういうときに聴いてほしいかな…、なんかふとシャッフルで流れたらこの曲なんだろうって耳につくような曲だと思うんだよね。ぜひ聴いてほしいですね。」

藤「ほい。注目ポイント」

北「まあちょっとこれはライブ見て欲しいかなーっていうのはあるかなー。」

藤「ほう。」

北「曲ももちろんそうだけど、パフォーマンスとして。どうなっていくのかなって。そこも注目だと思います。」

藤「望むこと」

北「望むこと?なんか、ねえ、新しい一面を出すにはすごいいいきっかけだと思うので…楽しんでほしいです。*4

ちょっと話が脱線するが、そもそもこのインタビューは定点カメラとお互いを映すハンディカメラしかない2人きりの状況で撮られていて、案の定ふたりはまったく目線が合わない。向かい合った北山くんと藤ヶ谷くんは淡々と紙に書いてある通りに質問事項について答えていくのだが、一番気になるのは<望むこと>という項目だ。このあとのふたりの回答から推測するに、これは<「お互いに対して」望むこと>という項目なのだろうと思う。多分紙にもそう書いてあるんじゃないかな。でもふたりはそこを読み上げない。「望むこと」っていう目的語がない言葉に、見てるこっちは一瞬なんのことかわからないけど、ふたりだけがわかっていて、話を進めていく感じ。見てるこっちが置いてけぼりになる感じ。ここちょーーーー藤北っぽい!(伝われ!)憶測でしかないけど、北山くんは基本的に見てる私たちの側を忘れないひとだと思う。それは藤ヶ谷くんもしかり。でもそのふたりが見てる側を置いてけぼりにしまうくらい、ふたりきりの空間っていうのはそわそわしちゃうものなのかもしれない。慣れてないんだろうなと思う。知らんけど!(←魔法の言葉)あと、超どうでもいいけど、カメラ交代したときに自分で仕切り始めちゃう北山くんがちょーーーーーー北山くん。相手に身を委ねない北山くん。藤ヶ谷くんに身を委ねる方法を知らない北山くん。最高。

脱線長すぎました反省。そして今回発売されたKIS-MY-WORLDの中でも断片的ではあるが、北山くんの思惑ともとれる言葉が納められていた。

<北山からみたメンバーとは>

北山「藤ヶ谷がなんか5年後とか少し楽になってんじゃない?なんか自分の引き出しが…ね?楽になってるっていうか…、いろんなことを魅せれるタレントになってくれると思いますけど。*5

ここまでに太字にした部分がKIS-MY-WORLDという作品の中で、ギターをプレゼントした北山くんの思惑がうかがい知れるところだ。(おいおい見落としてんじゃねえよここもあるよ!!!っていうところがあったら教えてくださいかしこ。)まとめると、

「証」を新しいキスマイ(ふたり)の魅せ方のきっかけにしたい

② 藤ヶ谷の新しい一面を出すきっかけにもなると思うから楽しんでほしい

③藤ヶ谷の引き出しを増やしてあげたい

なんていうか、すごい。藤ヶ谷くん第一主義すぎてすごい。ふたりのユニット曲なのに自分がどう見えるかって後回し。なんなら我々も置いて行っている気がする。でもこれは横尾&藤ヶ谷のユニットドキュメントを見ていても思った。横尾さんが「藤ヶ谷の違った一面を見せたい」って言っていて、うっわお兄ちゃんふたりにここまでさせる藤ヶ谷くん何者…!?って思った。

ただ、北山くんと横尾さんの思惑は表面上は一緒だが根本的な違いがあると思う。ここからは全部私の憶測なので、話半分にきいてほしいのだが、北山くんのなかには確固たる<理想の藤ヶ谷像>がある気がする。藤ヶ谷にはこうあってほしい、こういう一面を持っていたら必ず武器になる、というふうに一種のプロデューサー心理が働いている気がするのだ。一方の横尾さんの言う「藤ヶ谷の新しい一面」は単純にファン心理というか、その場限りのこういう藤ヶ谷見れたらいいよね!という軽めのノリな気がする。ドル誌のコスプレみたいな感覚で。

北山くんが望む「藤ヶ谷の新しい一面」は重い。だって5年後とか言っちゃってるもん。でもやっぱりそれは北山くんにとって藤ヶ谷くんがそれだけの価値のある存在で、5年後も10年後も、自分の横にいて欲しいという想いがあるからこそなのだろう。極端に言ってしまえば、ギターをプレゼントするという行為は<俺の隣にいる藤ヶ谷にはこうあって欲しい(こうじゃなきゃいやだ)>というエゴイズムの象徴なのかもしれない、と私は思う。個人的憶測なので異論は認めます。

そして藤ヶ谷くんは必死でギターを練習する。北山くんから託された想いをがっちりと受け止めて練習に励む姿が、ドキュメントにしっかり残されている。本当にスタッフさんぐっじょぶ…。北山くんがいないところでも、北山くんとのパフォーマンスのために練習を重ねなくてはならない藤ヶ谷くん。なんか、ほんと一種の束縛に近いものを感じる。想いが重いよね北山くん!でもそれにしっかりと応えようとする藤ヶ谷くんが健気で…というよりきっとテロップにも出ていたけど<意地とプライド>なのだろう。ギターをプレゼントしたときの会話がとっても藤北らしくて印象に残っている。

北「これを、藤ヶ谷さん、あげます」

藤「えっあげます?これをもらって、これで練習するってことですか?」

北「練習するかしないかはまあ藤ヶ谷さん次第ですけど*6

何気ない応酬のなかの言葉の綾にしかすぎないと思うが、この一言が藤北っぽい。というか北山くんっぽい。やるならやれば?と一瞬突き放す感じ。ほんとはやってほしいくせに。決断もろとも相手に託してしまう。こんなこと言われたら意地でもやるしかないって藤ヶ谷が思うだろうっていうことはわかりきってるから、わざとこんな言葉を言ったのかなあとも思った。

ライブ20日前、はじめての合同練習。ふたりでギターを合わせた時、北山くんはギターをかき鳴らしながら嬉しさを押さえきれない様子で微笑んだ。仏頂面の藤ヶ谷くんの隣で。「(ふたりで演るの)楽しいね!」と笑顔を浮かべた北山くんと、控えめながらようやく笑って「楽しい」といった藤ヶ谷くん。尊すぎてびっくりするホントに。北山くんの優越感というか、喜びはそりゃあひとしおだったと思う。自分があげたギターをここまで藤ヶ谷が弾けるようになってる、っていう現実に。そしてきっと自分と同じステージまで藤ヶ谷が来てくれたという喜びもあったんだろう。これほどのまでの期待と理想を他人から押し付けられたら、私だったらめんどくさくて逃げたくなる。でも藤ヶ谷くんは真正面から挑んだ。それはきっとほかならぬ北山くんからの期待と理想だったからだろう。

本番。センステに並んだ二つのイスとギター。赤とピンクのペンライトに囲まれたふたりは毎回ぎこちなくふたりきりのMCを披露していた。北山くんのカウントで始まるストローク、重なる2本のギターの音色とふたりの声を目を閉じて噛みしめるように歌う北山くんと、赤とピンクの世界をじっと目に焼き付けるように見つめる藤ヶ谷くんが本当に対象的だった。

 北山くんが藤ヶ谷くんに無理をさせてでも見せたかった景色。もしくはふたりで一緒に見たかった景色。赤とピンクの世界にぽつんとふたりだけでいる様はめちゃくちゃ尊かった。

 

<藤ヶ谷くん→北山くん>

北山くんが藤ヶ谷くんについて語ることはあっても、その逆というのは今までに滅多になかった。でも今回は違った。北山くんの30歳の誕生日がコンサート日程にぶち当たったのだ。東京ドーム初日、9.17。藤ヶ谷くんはあろうことか、北山くんのサプライズを<俺がやらなきゃ>とかって出た。そしてそのサプライズ準備の一部始終が、あろうことか今回の映像特典として収録されたのだ。この奇跡的な日程が実現しなかったら、私たちはまた北山→藤ヶ谷の想いを知ることができても、その逆を知ることはできなかった。そもそもふたりが「証」という曲を選ばなかったら。アコギでパフォーマンスをすると決めなかったら。北山くんが藤ヶ谷くんにギターをプレゼントすることもなかった。そうしたら、きっと藤ヶ谷くんはあそこまで盛大にサプライズを仕掛けていなかったかもしれない。いろんな奇跡が重なった結果が、あの9.17に繋がったのだ。尊い。この世のすべてに感謝したくなるレベルで藤北が尊い。

以下、藤ヶ谷くんがメンバーの誰にも内緒で頼んだバースデーケーキを取りに来たお店でのおはなし全部文字起こし。

<藤ヶ谷は「北山、藤ヶ谷にギターを買う」VTRを見たのだろうか>

まあ見ましたよ。まああれだけじゃないですけど。まあ作品は基本的に自分の目で見るようにはしてますけど。正直でも、あのー…やっぱなんか作業しながら…やっぱ見ちゃいますよね。なんかどうしても恥ずかしいというか。滅多にないじゃないですか、そのー、本人の口から言葉っていうことがないんで。まあそこのなんか、ああそう思ってんだっていう素直な、受け取り方はありましたけど。

<藤ヶ谷にとって北山とは>

まあ結成当時から考えると、やっぱふたりで色々ずっとこうなんかやらしてもらってたというか。たとえば歌もそうだし、MC、しゃべりもそうだし、お芝居もそうだし、でも俺らはやっぱ与えられたものを一生懸命やるっていうか。ただなんか、ほんとに…一緒に頑張ってきたかな。うん。今もまあ継続ですけど。うん。まあなんか、色々こう歳を重ねたりとか経験重ねると、まあ攻め方はどんどん変わるじゃないですか。それもなんか幅になってるんじゃないかなあと思いますけど。

<2人だけの距離感がある>

まあわちゃわちゃしないっすよね。でもなんかそれがお互い心地いい距離というか。よくなんか、仲悪いんじゃないかとかすごい言われますけど…、なんかそういうことではない…。ファンのみなさんはなんかこう心配したり、させてしまうことも…まあでも…ありますもんね。あんまこうふたりでしゃべってるところとかまあ見れないというか見せないというか…なんかそういうとこありますかね。なんかほんと心地いい距離だと思います。なんかまあ男っぽい感じというか…あんまり…男同士でもわちゃわちゃする男もいれば、しゃべんないけどなんかこう…、なんか…伝え合ってるみたいな…のはあるとは思いますけど。

心配させてるっていう自覚がありながらも、しゃべってるところは見せない藤ヶ谷くんよぉ…なんていうか全部見透かされてて怖い。藤北にだれもわちゃわちゃは求めてないし、ただそこに藤北として存在してくれるだけで拝みたくなるくらいには尊いので、この藤ヶ谷くんのいうふたりの距離感は非常に正しい。正しいって誰が正解を決めてるのかって言ったらそりゃ当事者のふたりでしかないんだけど、需要と供給がぴったりあっているのが藤北の魅力のひとつなのかとも思う。

<2人が歩んできたJr時代を振り返って>

あのころ…10代のとき、それこそ嵐さんのバックつかしていただいてる時とかに、なんかよくたぶん楽屋とかで写真撮ってたんすよ。あの、携帯じゃなくて。で、なんかねえ…実家とかの部屋とかになんか貼ってあって。なんかそれをまあこの前久しぶりに見た感じありましたね。結構…あの時まあ自分らもそうですけど、なんにも…なんだろ、気を使わなかったし、髪型にしろ服装にしろ言葉にしろ、何も気を使わなかったけど…、でも楽しかったですよね、なんか…うん。写真見てなんかその時のことが思い出せるっていうか。まあーそうだなあ、なんかやっぱ節目の、じゃないですか。誕生日。やっぱり、なんか勝手ながらああ俺がやるべきなのかなってやっぱ思ったし。

全私が泣いた。藤ヶ谷くんの思い出の中に北山くんがいるという現実が藤ヶ谷くんの口から語られる日が来るなんて私は思ってなかった。きっとそのころの彼らはダサくて、でも楽しくて、青春のまっただ中にいたのだろう。まだキスマイがいまの形になる前の北山くんとの思い出がきちんと大切なものとして今もまだ実家の部屋に貼ってある世界ってなんて美しいんだろう!!ありがとう世界!!生きててよかった!!

<これからのKis-My-Ft2のために>

なんかふたりでどうする?って考えるときも来るであろうから。まあその時はなんか昔を思い出しつつ、なんか今の感覚でお互い考えていけたらなと。うん。高みを目指していけたらなあと。思います。*7

ぐっとくるじゃないですか。このインタビューが北山くんの誕生日当日に行われているという奇跡。これを見た北山くんを想像してまた泣いた。感動しちゃって泣いてる?それとも嬉しくてにやにやが止まらないだろうか?どちらにしろ、これからもふたりはキスマイの核としてお互いに高みを目指していく。最高。こんなに優しくてあったかい想いを直接伝えあうことはないふたりの距離感こそ藤北なんだよなあと思うと泣ける。ほんとに泣ける。

藤ヶ谷くんは北山くんの写真入り特大バースデーケーキ以外にも、ふたつ誕生日プレゼントを用意した。シンプルな青いデニムと、手帳カバー。ケーキと合わせて全部で三つ、節目だからということでプレゼントしたかったらしい。

本番。サクラヒラリのペンライト演出の途中で浮かび上がった「ヒロミツ オメデトウ」の白い光。その中で藤ヶ谷くんは三つのプレゼントを北山くんに渡した。5万5000人とメンバーに見守られながら嬉しそうにプレゼントのリボンをほどいた北山くんは、それはそれは優しい声で「これは後で開けよっか」と言った。あの瞬間、5万人以上の人間がいるなかで、そのプレゼントの中身を藤ヶ谷くんと北山くんだけしか知らなかった。尊すぎて吐くレベル。

終演後、大事そうにプレゼントを抱えた北山くんは本当に子どもみたいにキラキラ笑っていて。その後ろで藤ヶ谷くんもニコニコ笑ってるし。どうしてこんなにお互いがお互いのことを大切に思ってるのにそれが表に出てこないんだろう、と思ったけどそれはふたりがあえて見せてないのかもしれないし、実際<しゃべらなくても伝え合ってる>から、馴れ合いみたいなやりとりは必要ないのかもしれない。藤北って謎だ。永遠に解けない謎。

件のケーキ屋さんで、藤ヶ谷くんはプレゼントの一つである手帳にメッセージを書き記していた。クロムハーツの白い手帳カバー。ふたりとも好きなブランドだという。その中の一ページ目に記されていた文字。ライブ後の楽屋で、藤ヶ谷くん特有の可愛らしい文字を見た北山くんはとってもやさしい声で「ありがたいねえ」と呟いた。

<ここからは2人だけの内緒のお話>というテロップとともに流れるBGMは証のオルゴールVer.。北山くんは終演後マッサージを受ける藤ヶ谷くんのもとを訪れる。交わされた言葉はわからない。ふたりだけの秘密だから。でも、北山くんが去ったあと、うつ伏せになっていた藤ヶ谷くんがすこしだけ顔あげたときの目元がすべてを物語っていた。その少しだけ弧を描いた目元を見るだけで満足できた。そこから先は私たちが知らなくてもいいことなんだろう。藤北っていうものはつくづくふたりだけのものなのだと思った。

 

北山くんは藤ヶ谷くんにギターをあげた。

ギターをプレゼントしたとき、北山くんは「藤ヶ谷の家とかにさ、絵になる感じで置いときたいわけよね、まず」と言っていた。そこまでプロデュースしたいのかよ!!?とツッコミたくなったが、藤ヶ谷くんのことだからきっとカッコよくおうちに飾っているんじゃないだろうか。ギターケースに入れて部屋の片隅に置いてあってもそれはそれでいい。藤ヶ谷くんの新たな武器となったギターは、北山くんからプレゼントされたものだという事実は一生覆らない真実だ。尊い。

藤ヶ谷くんは北山くんにケーキとデニムと手帳をあげた。

デニムをもらった北山くんは「自分でアレンジして履いてってことなんだろうね」と漏らし、手帳カバーを見て「これ(中身変えたら)毎年使えるね」と呟いた。これから先、おそらく北山くんはずーーーーーっとデニムと手帳カバーを使うと思う。おそらくというより、絶対。どんなにボロボロになっても大事に使うんだと思う。デニムを履くたび、手帳を開くたび、北山くんは藤ヶ谷くんを思い出すだろうか。1枚目に書いてあった「おめでとう!!これからもよろしく!!」の文字を眺めるのだろうか。

えっ…ちょっと尊すぎない??

お互いに一生モンのプレゼントを贈り合ったふたりが余すところなく収録されている今回の映像は、本当にお値段以上の価値がある。エイベックスありがとう。もう2度とエイベック〇だなんて言わない。謝罪します。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ギターから始まった藤北の物語はこの映像作品を持って幕を下ろした。完璧な物語だった。2016年の藤北伝説は何から始まるのか。ていうかこれ以上があるのか。これ以上があったら私は心臓が持たないので、ときたま北山くんが藤ヶ谷くんに貰ったデニムを履いてる姿を見せてくれたらそれでいい。とにかく藤北の可能性は未知数なので、ドキドキしながら今年もなにかしらを待っていようと思います。

藤北 is フォーエバーーーーーー!!!!

 

 

*1:KIS-MY-WORLD キスマイショップ盤北山ver.より

*2:KIS-MY-WORLD キスマイショップ盤北山ver.より

*3:KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤A レコーディングドキュメントより

*4:KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤A レコーディングドキュメントより

*5:2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤 Ki-WORLDより

*6:KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤A レコーディングドキュメントより

*7:2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD 初回生産限定盤 F-WORLDより

地方在住社畜系北山担による #自担大賞2015

年末です!素敵企画を見つけて、書きたくて書きたくてうずうず!!していましたがやっと便乗できました~!社畜系ヲタクの必須アイテム、最新型ブルーレイレコーダー(1TB)を昨年の冬のボーナスで買ってまる1年。自担のお仕事を記録し続けてきたレコちゃんを労うとともに、そのお仕事を振り返ってみました!

nuuuuuuun.hatenablog.com

 

 

★キスブサ部門

正直北山くん以外のメンバーも含めて、年間のキスブサを見直してからキスブサ大賞っていうエントリを書きたいくらいには私はキスブサという番組が好きです。だからこそ最近のマンネリ化が悔しい。もっとエッジの効いたお題があるだろ!!と思いながら北山くんだけを見直してみました。

大賞:6/8放送 仕事で落ち込む後輩をキュンとさせる『耳つぶ』

悩みに悩みました。次点は3/27放送の「スケート場でのカッコいい声のかけ方」です。このスケート場の北山くんはスピードスケート用の靴を履き(他のメンバーは普通のスケート靴)、女の子の前に颯爽と現れ(うざいくらいに氷を削りながら立ち止まる)、「笑顔素敵ですね」と声をかけ「今まであなたに会えなかったことを恨んでるくらい今あなたに夢中です」と言ってのけます。いやいやたった今会いましたやん!?ってツッコみたくなるくらいただのクソチャラナンパ師でしかなくて本当に最高でした。一緒にペンギン探しに南極でも北極でもどこまでも行きたいけどたぶんこれみんなに言ってるやつ…って思いながら手を取るしかないんですよね!!かっこいいから仕方ねえ!!

でもこれを超えるものが「耳つぶ」です。ノールックでマイコを呼び出すメモを差し出し、誰もいない死角でマイコを待ち受ける北山先輩。「怒られちゃったね 大丈夫?」とマイコの耳元でつぶやく。ちょっと掠れた声が死ぬほどセクシー。マイコを励まして肩パンで送り出したあと、その手をちょっと強引に引っ張ってソフト壁ド――――ン!そして最高の決め台詞を耳つぶしてくれるのです。

「俺 こういう事 誰にでもいうわけじゃないから」

知ってる!私知ってる!こういう事いう人に限って誰にでも言ってること知ってる!!知ってても黙って北山先輩に惹かれていくしかないんですけどね…!というわけで二つに共通して言えるのはクソチャラい北山先輩が私のタイプだということです。

 

★歌番組部門

私のレコーダーに残ってる今年出た歌番組を見返すまでもなく大賞はこれしかないのです。

大賞:7/29放送 FNSうたの夏祭り

そうです。伝説の「キッスだま(しぃ)」。長丁場の歌番組で出番がなかなか来ず、焦らしに焦らされた終盤にトークも前振りもなく登場した7人の圧倒的なパフォーマンス。中でも北山くんのビジュアルは神がかっていて、時間がめっちゃあったはずなのに、真っ黒の伸びた髪の毛を左に流しただけのセット。しかしそのセットがこんなキセキを生み出すわけです。

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何この悪魔感!!!

歌い出しのメンバーソロカット一発目がこれって!びっくりするわ!心臓に悪いわ!ちなみにこの日はその他のメンバーもばっちりスイッチが入っていて、二階堂くんも最高のビジュアルだったし、藤ヶ谷くんの「キッスだましい~」っていうソロフレーズも今までのどの歌番組よりもセクシーで色っぽいんですが。ですが!北山くんはなんていうかひとり突き抜けてて…TLでみんなが「待ち時間に女抱いただろ!?」って言ってて、いやもうその通りだろ…っていうしかないようなみなぎり方だったわけで。そして大サビ後の北山くんパート「キッスだましい~」で事件が起きてしまったわけで。

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これキャプ画じゃなんにも伝わらないけど、歌詞としては「キッスだましい」って力強く歌うパートなんです。でも北山くんは何を思ったのか「キッスだま」までマイクで言って、「しい」でマイクをはずしたんです!!!!!全北山担が腰を抜かした瞬間です(言い切る)このしてやったりっていう顔!!お前らこういうの好きだろ?やってやったぞありがたく思えよっていう顔!!ムカつくくらいにカッコイイわ!!!くっそー!!!

そして「キッスだま(しぃ)伝説」として後世に語り継がれていくわけですが、9.20の東京ドームのコンサートでまた彼は新たな「キッス(だましぃ)伝説」を作り上げたわけで…。これはコンサートDVDが発売されてからのお楽しみにしておきます。

 

★バラエティ部門

レギュラー

・OLくらぶ

・キスマイGAME

・キスマイ魔ジック

単独レギュラー

・世界の日本人妻は見た!

不定期レギュラー

もしもツアーズ

中居正広のミになる図書館

ゲスト出演

・オモクリ監督

・大人のKISS英語 

世界一受けたい授業

・林先生が驚く初耳学

・プレバト

くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館

・世界72億人まとめTV

・痛快TVスカッとジャパン

・ネプリーグ

中居正広の6番勝負!

ざっとレコをみながら書き出してみたらこんなものでしょうか!抜けがあったらごめんなさい。色々あるけどやっぱりこれかなと思います。

大賞:世界の日本人妻は見た!

どの回がよかったというわけではなく、単独レギュラーをとったことに大賞をあげたい。番組としてはVTRがほとんどで、スタジオが映るのは数分、北山くんのところだけ編集したら2分にも満たない回がほとんどだが、それでも全国ネット、ゴールデンタイムのレギュラーを勝ち取った意義は大きいと思います。北山くんがこの番組に出始めた経緯がとても好きで、直談判だっていうんですよね。出たい!と思って直談判して、まずはゲストから出させてもらい、少しずつ自分の居場所を作っていって、半年くらいかけて6月についに正式にレギュラーになった北山くん。出川さんとのコンビ芸もなかなかのもので「デガキタコンビ」なんて番組からも愛されてコーナーができたり。この貪欲さがとっても北山くんらしくて好きです。この番組のターゲットは30~60代の主婦層だと思うけど、きっとキスマイを知らないひとがたくさんいる層だと思う。そこに斬り込んでいく決意をして飛び込んだ北山くんの勇気と、しっかりと有言実行でひとつの仕事をモノにした北山くんの力にあっぱれ!!っていう感じです。時間帯的に社畜にはリアタイが厳しいのでなかなか見れてないんですけど(小声)

 

★演技部門

部門を作るまでもないんですが、来年はもっと北山くんに演技のお仕事が来ることを祈って!

・採点彼氏 中山陽一

・一千兆円の身代金 石崎学

・サイレーン 速水翔

大賞:サイレーン 速水翔

採点彼氏も、石崎くんも最高だったけどやっぱりなんといってもチビデカちゃんがコトイチの演技のお仕事だったのではないかと思います。速水くんは上昇志向の強い嫌味な人で、他人を蹴落とすことをなんとも思わないような嫌われ者のキャラクター。だけど北山くんが雑誌のインタビューで「ただのイヤなヤツで終わらせたくない」と言った通りに、8話では意識不明の同僚のために声を荒げて取り調べを行うという人間臭さもにじませます。一番好きなシーンは、最終話で課長から呼び出されて捜査一課への栄転が告げられた場面。それまでさんざん足を引っ張った里見と猪熊に「色々悪かったな」と声をかける速水。里見に「チビデカ先輩」とからかわれて不服そうな表情を浮かべるところも人間臭さに溢れていてとてもよかったです。

 「ただのイヤなヤツで終わりたくない」って言った北山くんの言った通りになったんですよ!!有言実行!!さすが!!チビデカちゃんというあだ名で呼ばれる原作にはないオリキャラを演じきった北山くん。家族狩りに引き続き、骨太な脚本でしっかりと役を当てられてそれを演じきる北山くんが誇らしくてしょうがない。あと、今回のドラマではクレジットから「Kis-My-Ft2」の表記が消えたのが地味にうれしかったかも。北山くん一個人が役者として認められたのかなあって。グループの名前を売るためにドラマに出る時期は終わったのかもしれない。これからもっともっと北山くんに演技のお仕事が来ますように!!

 

残り二つはレコちゃんからではないのですが、備忘録として。

★楽曲部門

単純に2015年にリリースされたCD・アルバムの中から、北山くんが関わっている楽曲のみピックアップして、そのなかで一番好きな北山くんの歌声が聴ける楽曲を選びます。 

Kiss魂 (通常盤)

Kiss魂 (通常盤)

 

Kiss魂 / Shake Body!! / サクラヒラリ / Past & Future

KIS-MY-WORLD(通常盤)

KIS-MY-WORLD(通常盤)

 

Brand New World / Follow / if / 証 / KISS & PEACE / ドキドキでYEEEAAAHHH!! / Halley

AAO

AAO

 

 AAO / NOVEL / Let it BURN! / 負けないで

最後もやっぱり君(通常盤)

最後もやっぱり君(通常盤)

 

 最後もやっぱり君 / Last Lover / On Your Mark / 君のいる街

 

大賞:負けないで「ずっと僕は待ってるから 君を待ってるから」

Followの「輪郭を帯びたベースライン~」も大好きだし、ドキドキでYEEEAAAHHH!!の「超でっかい夢君と見たいから~」も好きだし、最後もやっぱり君の「あるだろう」だってもちろん候補でした。ただやっぱり一番ぐっと来た歌詞&歌声となると、この曲のここなのかな、と。

この負けないでという楽曲、歌い出しも北山くんの「もうすぐに雨も上がり 虹はかかるだろう」というフレーズから始まるんですが、その歌声の力強さに聞いた瞬間涙腺が刺激されて仕方なくて。メンタルがやられていて、Twitterからも少し距離を置いていた時に聞いたせいもあるかもしれないんですが、こんなに染みるかね?と疑いたくなるぐらいぐっときました。そして落ちサビの「ずっと僕は待ってるから 君を待ってるから」で私の涙腺は崩壊しました。歌い出しの力強さに加えて、でっかい懐を感じさせるような歌い上げ方。焦らなくてもいいから、ついてきてね、って言われている気がしました。私のヲタ卒はこうやって遠のいていくんだなあと思いました。

 

★現場部門

今年の北山くんの主な現場ドーン!(※番協は除く)

滝沢歌舞伎 10th Anniversary

 ・4/8~5/17 @新橋演舞場(全52公演)

 ・8/18~8/23 @マリーナベイサンズグランドシアター(全8公演)

2015 CONCERT TOUR KIS-My-WORLD(全11公演)

 ・8/29~8/31 @大阪ドーム

 ・9/12~9/13 @福岡ドーム

 ・9/17~9/20 @東京ドーム

 ・10/28~10/29 @名古屋ドーム

ジャニーズカウントダウン 2015-2016 @東京ドーム

自分が行ったのは、歌舞伎@新橋3公演、歌舞伎@シンガポール3公演、大阪初日、福岡両日、東京3日間でした。

大賞:キスマイワールド9.17@東京ドーム 

やっぱり北山くんの誕生日は何にも代えられません。もちろんシンガポール千秋楽でタッキーのフライングを迎えた北山くんも永遠に心に残っていますが、5万人を超えるファンと6人のメンバーにステージ上で30歳の誕生日を祝われた北山くんをこの目で見れた現場を超えるものは今後もないのではないかと思います。自担の誕生日ってこんなにうれしいのか!と。ひとの誕生日で泣いたのは初めてでした。サクラヒラリでは、7色にカラーチェンジするペンライトを使った演出があり、それを先導するのは毎回北山くんの役目で、この日も北山くんは危なげなく進行していましたが、5万人のヲタクと今回のサプライズの首謀者でもあった藤ヶ谷くん以下メンバーたちはそわそわして気が気じゃなかった(と思います)。かくいう私も足ががくがくで、双眼鏡とペンライトを持つ手が汗でびしょびしょでした。やばいやばい、まじか、うそ、しか言ってなかったと思います。人間、極限状態の語彙力なんてそんなもんですよね。曲の途中、3階席と2階席に白く浮かび上がった「ヒロミツ オメデトウ」の文字と、双眼鏡越しに見た北山くんのはにかんだ笑顔が忘れられなくて。藤ヶ谷くんからもらった大きな袋を大事そうに抱きかかえた北山くんを見て涙が止まりませんでした。あんなに幸せな現場にいれてよかった!!!!!木曜日で仕事休んで朝から飛行機のって夜の最終で帰って、家に帰りついたの夜中の2時だったし、次の日普通に8時から仕事だったけど、本当にそんなのどうでもよくなるくらい最高に優しくてあったかい現場でした。(そしてまた土曜日と日曜日に東京ドームに行ったのはここだけの話…)

 

こうやって見返すとジャニ舞台から連ドラ出演、グループ初の単独レギュラー獲得など、ホントに北山くんは幅広くお仕事に恵まれた1年だったのだなあと思います。私にとっても海外まで自担を追っかけたり、自担誕生日に意地の日帰り遠征をしたりなど、ジャニヲタとしての階段を着実に昇った1年でした。(そしてもう後戻りはできないところまで来てしまった気がしています)

北山くんというアイドルに出会えてよかったなあ、と思える現場やお仕事ばかりで、ほんとにハッピーな2015年でした。来年はさらに恵まれた一年になりますように!!北山くんが頑張り続けるかぎり、私も永遠にそのぷりっとしたお尻を追っかけまわしたいと思います!!愛してるよ北山くん!!

 

 

『リア恋』は悪か

12/12放送のナニキタで、調味料の話が出た。北山くんはしょう油があればオールオッケーらしい。料理のさしすせそを買ってみたが、酢とかホント使わないねwっていう話だった。料理はしないと決め、全力で美味しいっていうことに特化していくらしい。ついでに言うと11/28放送のナニキタでは、最近食の好みが変わってきて、朝食は断然和食がいいという話をしていた。味噌汁に白いご飯、魚におしんこ、しょっぱいたまごやき。ちなみに仕事の日ではなく、遊びに行く日にこういう朝ごはんを食べてエネルギー補給をする、と。

ふーーーーーーん。

って聞き流したかった。みっくんの庶民派トークうれちい♡って聞き流したかった。だけどできなかった。いやいやおいしいって言うことに特化するってどういうこと、料理しないのに朝ごはんどこで食べてんの…??って考え込んでしまった。そこで私は改めて『リア恋』という沼に直面した。

『リア恋枠』とは、様々な捉え方、解釈の仕方が存在するが、一般的にはそのアイドルと恋愛関係になりたい、結婚したい、などの疑似恋愛の対象として見る場合に使われるものであると思う。もちろん『担当』の定義にその疑似恋愛を含めている場合もあるだろうが、私の中では『担当』と『リア恋枠』には明確な差がある。『担当』はアイドルという職業を全うする彼に対して使いたい言葉であり、『リア恋枠』は時々投下される彼の素の部分にときめいて死にたくなるときに使いたい言葉である。オンとオフ、といえばわかりやすいのかもしれない。

私の場合、『担当』も『リア恋枠』も北山くんだ。どちらかひとつを捨てたいと心から思っている。『担当』だけだったら、もし熱愛報道が出ても生きていける。もちろん悪いイメージのつくようなスキャンダルは御免だけど、真剣にお付き合いをしているなら心から祝福できるだろうし、幸せを喜んであげられるだろう。昨日のナニキタみたいなまるでご飯を作ってくれる女の子がいますよ的な雰囲気を醸し出されても、「ああそれがいまの北山くんの原動力になってるんだよね」って心穏やかに聴けるんだろう。逆に『リア恋枠』としてだけだったら、そういう女の子の影を感じただけで一気に冷めるんじゃないだろうか。冷めるまでいかなくても結構傷付くし、対象と距離を置こう、という気持ちになるかもしれない。でも私は残念なことに両方の感情を持っている。『担当』の彼、アイドルとしての仕事人の彼を追っていたいから距離なんて置きたくない。ずっと彼の一挙一動を何ひとつ取りこぼさないように見ていたい。でも『リア恋』も捨てられない。アイドルをやっている間に垣間見える彼の素っぽいところにときめく気持ちは止められない。担当を追っかけていると自動的にリア恋ポイントも発見してしまうという地獄絵図。つらい。ていうか北山くんがいけない。魅力的すぎる。ほんとにこんなに罪深いアイドルは他にいない。

今の私は、北山くんの素が垣間見れるなら今回みたいなナニキタをいくらでも聴きたい!という感情と、もうこんなに女の影をちらつかせるのは勘弁してくれ!という感情がせめぎ合っている状態だ。『担当』としては前者、『リア恋枠』としては後者だ。素を垣間見れるなら『リア恋枠』としてはありがたいんじゃないか、って思われるかもしれないが、その垣間見えた素が女に直結しそうなものだったら話は別だ。私は垣間見えた素を積み重ねて北山くんという人間を少しでも知った気になって、自分で勝手に構築した北山くんの人間性に恋をしているだけなのだから、そこに女の影がちらつく素はいらない。結局冒頭に書いた内容が北山くんがラジオで話したすべてであるし、女の影を憶測でちらつかせているのは私自身であるということも重々承知している。自分で自分の首を絞めているだけだってわかってるけど、なんていうか、あんな風に話されたら点と点をつなげずにはいられなかった。

じゃあそれは悪なのか。ありのままを話してくれた北山くんの揚げ足をとるみたいにこじつけて、勝手にそれでショックを受けて、北山くんのことを考えると少し苦しくなってしまう『リア恋』は悪なのか。すべてを受け止めれられない『リア恋』は悪なのか。バカみたいだ、と『担当』の私は思う。そんなんで北山くんのことを応援していると言えるのか、と罵りたくもなる。くだらない、と一蹴したくもなる。でも悪ではない。点と点をつなげてこじつけたくなってしまうのだって、結局は北山くんが好きだから。『担当』と『リア恋』の好きの種類が違うことは否めないが、でも北山くんが好きなことには変わりない。だから『リア恋』している人間が、発言を切り取って拡大解釈して勝手に傷付いていても、大目に見て欲しい。傷付いてしまうことだって、北山くんが好きだからなんです。すべてを受け止められることだけが正しいわけじゃないと思う。でもまあ気持ち悪いっていうのは自分でもわかってますけどね!!(笑)ジャニヲタは卒業したいとは思わないけど、リア恋はいますぐかなぐり捨てたい。アイドルにガチで恋するなんておかしい。心穏やかに北山くんのすべてを受け止められる人間になりたいんですけど、どうしたらいいんですかねえ。ほんとに。永遠の謎です。

 

 

想い出は永遠のチケット

ichigonokimi.hatenablog.jp

 

 主催者様をはじめ、前回参加された方々の作品も拝見し、改めて素敵な企画だなあと思いましたので、今後の益々の発展を祈って微力ながら今回も参加させていただくことにしました。

 今回のお題が「チケット」ということで、なにを書こうかと迷っていた矢先にあの出来事が起きました。当事者でも該当担でもないけれど、やっぱりあまりに大きな出来事すぎて。生意気ながら、それを踏まえた形になってしまったことをご了承ください。

 

 

 アイドルに会いに行くとき、必ず必要なものがチケットだ。チケットは彼らに会うための通行証であり、その半券は彼らに会えたという事実を物語ってくれる唯一の物証である。アイドルとそれを応援するものの間に必ず立ちはだかるこのチケットという紙切れは、両者の立場を区切る為になくてはならないものだ。アイドルは夢を売り、それを我々はお金で買う。チケットを手にする度に突き付けられる現実。これなしでは彼らに会うことは許されない。

 彼らに会いたい、と思って我々はチケット争奪戦を必死で乗り切る。その一方でふと、彼らは私たちに会いたいのだろうか?と思う。「会いたかったぜ東京ー!!!」という言葉を大きな声で叫ぶ彼らは、そんなことを心から思っているのだろうか?と。

  アイドルを生業としているひとたちにとってファンはきっと大切なものであるはずだ。ファンはアイドルがアイドルでいるために重要な構成要素のひとつであるからだ。しかし、ファンの存在は、アイドルにとって重要な構成要素であるのと同時に、一種の業である気もする。自分がアイドルでいる限り、ずっとファンはついてくる。その時の人気によって規模は違えど、自分の一挙一動を事細かに見ている人間が何万人もいる。その異様なプレッシャーが、アイドルを潰してしまわないのか、そこから逃げ出したくなってしまうのではないか、と。

 東京ドームのスポットライトの下に立てる人間なんてこの世の中で一握りしかいないのに、そこから身を引こうとするアイドルを、誰一人として引き留めることができなかった事実を突きつけられて、そんなことを考えた。

 私の応援するKis-My-Ft2には「永遠のチケット」という曲がある。勝手な解釈にすぎないが、この曲を聴くといつも少しだけ安心する。この曲の詞が、アイドルにとってのファン、ファンにとってのアイドルというものの理想形である気がするからだ。

「またね」「今度ね」「ありがとう」「最高」と

言葉達がくれた この勇気が 輝きになるから

  自分の想いや言葉が、重荷ではなく、彼らが輝くためのものになってくれているといいなと思う。たかだか他者が作詞した歌のワンフレーズにしかすぎないと言ってしまえばそれまでだけど、彼らがそれを少しでも糧にしているのならば、微力だけれど、届いているという確証はどこにもないけれど、それでも「ありがとう」と伝えたい。だから会いたい。その為にチケットを取る。彼らに会うための唯一の方法が、それしかないから。

 スポットライトから身を引くことを決めた彼の、本当の理由も、その後のビジョンも、いまだ明らかにされていない。彼は未来を保証されたデビュー組というポジションに身を置きながら、アイドルであることに終止符を打つ決断をした。ファンの想いや言葉が、彼にとっての糧ではなくなったということなのか、それは本人にしかわからない。ただ、その想いや言葉を伝える場に、今後一切立たないという選択を彼がしたのは事実だ。ファンの想いや言葉が、彼の輝きにはつながらない。そもそも輝く彼を見続けられるかどうかさえ宙ぶらりんのままだ。彼に会うためのチケットは、今後一切この世の中には発行されないかもしれない。こちら側が会いたい、と心から願っても、その思いが果たされない未来がすぐに訪れてしまう。それは彼を応援していた人はもちろん、四人の形を愛していた人たちにとっても切ない現実だと思う。当事者でない限り、その気持ちを理解できるはずもないし、もし自分の担当だったらと重ねて悲観してもきりがないのはわかっている。でもただただ苦しくて切ない。

「すぐに また会えるように」

想い出は 永遠のチケット

 「永遠のチケット」の最後のフレーズ。本来の歌詞の意味はきっと『次に会えるときまで、今日の想い出の中の僕らを思い出して、待っててね』というようなものだと思う。

 想い出は、確かに、いつでも彼らと会えるチケットだ。

 でも、想い出❝だけ❞が彼に会うための唯一のチケットだなんて、あまりにも切ない。

 

 

ジャニヲタ文芸部第0回~お題『担当』~ に参加してみた

ichigonokimi.hatenablog.jp


ジャニヲタ文芸部というものが発足していたので、こっそり参加してみようと思います。担当という概念について思ったことを以下つらつらと。エッセイのようなものになるのかしら。エッセイとか書いたことないけど(笑)

私自身、気がついた時には遅かった。心を侵食していったのは、傍から見れば何の価値も持たない熱情だった。それまで何故彼と関わりを持たない人生を歩んでこれていたのか、まったくわからなくなるほどに彼が自分の軸の中心に据えられる。担当とはそういう現象の呼称であるのではないだろうか。一瞬でその熱情に覆われてしまうひともいれば、必死に抗ったにも関わらず結果として飲まれてしまうひともいる。
極論、アイドルは何者かによって作られた虚像でしかないと思う。けれど、ジャニーズという世界で生きる彼らは、それにしては生々しく、ひとりの人間として存在し、もがきながら未来を切り開こうと歯を食いしばって生きている。その必死さに、虚像であるはずの存在がありありとそこに存在している気になる。彼らに幸せな未来があることを、心の底から祈ってしまう。祈ったところで虚像であり、その向こうではガッチリと大人の決めたレールが引かれているかもしれないし、そもそも本人にギラギラとした野望があるかどうかすら確かめる術はないというのに。どうかその夢が叶うように、と祈ってしまう。
何百人もいるなかから、雷に打たれたように彼をみつけ、心を奪われ、頼まれたわけでもないのに毎日毎日、彼を想う。雷が落ちた時、ジャニーズアイドルと我々は、一方的な契約を交わすのだ。実際に書面があるとしたら、『乙は甲を担当し、無償で甲を応援する』というような契約書だろうか。捺印するのは、我々だけである。一方の捺印しかない契約書は、意味を成さないように思えて案外自分の枷になる。人によっては担当と交わした契約を破棄する時も訪れるからだ。永遠かと思われた契約が終わる時も一方的である。担当が芸能界からいなくなる場合を除いて、我々側から契約の破棄を勝手に宣言するのだ。いわゆる担降りである。一方的な契約を新たな担当と結ぶひともいれば、この無意味なループから抜け出していくひともいる。抜け出しても、1度でも担当と契約を結んだ経験がある場合、この一方的なはずなのに幸せを感じる関係が恋しくなって戻ってくるひともいる。
ジャニーズアイドルとジャニヲタの関係性は『担当』という言葉に現れている、と思っている。
自分を知り得ない虚像相手に、心を砕いてああでもないこうでもない、あれがいい、こうしてくれたらいい、と思案する様は一般的に見れば狂気とも取れる。ファンという語源はfanatic(狂信者)であるとされる。しかし、ジャニーズ界隈ではファンという言葉はあまり聞かない。その代わりに担当という言葉が存在しているが、狂信者という語源を持つ『ファン』よりも、『担当』という言葉の方がよほど狂気的であると思うし、呪縛のようなイメージすら抱かせる。『担当』という呪縛。心を囚われて、動けなくて。でも、これほどまでに甘美な呪縛がほかにあるだろうか。この幸せな呪いを解く魔法があったとしても、今のところ私には必要ない。というよりまだここにいたい。楽しすぎて目を覚ましたくない。担当と交わした契約書を胸に、今日もまた担当の写真を眺めている。

#1ふぁぼごとにジャニーズ以外の好きなもの言ってく

 というタグをやりかけていたのを一か月以上放置しててなんとなくふと思い出しました(ひどい)今更TLにのせるのも恥ずかしく、こちらでまとめて残りを答えることにします。なぜ途中で放棄したかというと、忌々しいシンガポールドタキャン事件が勃発したからです(笑)

まずはツイートで答えていた分。

お会いして一緒にお食事した方にはわかるでしょうけど、え、そんなに飲むんだ…?っていうくらい私は本当にビールが好きです。

しかもその月9のお相手は今をときめく堀北真希ちゃんだったし、婚約者は内田有紀だったし、なんなら成宮寛貴からも好かれる役で私はもうどうしたらいいか分からなくて毎週死んでた。

東京に行く度に人の多さと広さに辟易する。福岡くらいこじんまりしてるのに慣れちゃうとねえ…。

 というわけで残りをざざっと。

12.睡眠

惰眠を永遠に貪りたい。北山くんじゃないけど、どこでもすぐに寝れる。眠たくないときでも「眠い~」とか言っちゃう。あとお腹すいてなくても「お腹すいた~」とか言っちゃう。基本的に頭がからっぽなので本能がそのまま言葉に出る。でも長時間寝続けるのは苦手で、起きて、寝て、起きて、寝て、を繰り返す。基本的にはショートスリーパーの部類だと思う。

13.富士急

東京にいた大学四年間で行った回数が、Dよりも断然多い。ていうかDは一回ずつしか行ってないし、もうそれで満足している(笑)だれかDの良さを教えて欲しい(笑)富士急に行ったら、とりあえずフジヤマにめっちゃ乗る。めっちゃポーズ取る。あと鉄骨番長ずっと口ずさんでる。全アトラクション制覇してるはず。戦慄迷宮もだいすき♡お化け屋敷だいすき系女子なので、男子と行ってもなんにも盛り上がらないし、なんなら男子が入りたがらないのでいつも困る。ひとりで入っても全然楽しくない。こわがる友達を見るのがすき♡(悪趣味)

14.福岡

これは書かなくてはならないだろう。東京に住みたいと常々思っている割に、郷土愛はとてつもなく深い。福岡だいすき。街がコンパクトで、非常に便利。観光名所はこれと言ってないから、本当に遠征に持ってこい!とりあえずお腹の調子を整えてきて頂きたい。1泊2日じゃ、正直足りない。グルメ全制覇するなら1週間かかる!!修羅の国とか言うけどみんな陽気で気さくでいい人ばかりだから、みんなぜひ遠征できてね!(宣伝)

15.帽子

ハットとかニット帽が多いけど、よくかぶる。ジャニーズかっていうくらい外出のときはほぼかぶる。髪の毛がくせっけでどうしようもないことが多いので、それを隠すのが目的。女優帽のベージュを手に入れたいところ♡

16.Dr.Martens

黒のエイトホールが好きすぎて困る!もう一足欲しいくらい!今使ってるやつは古着屋さんで買って、だいぶユーズド感が出てたので、今度は新品を買って履きつぶしたいなあ…。こればっかり履いているので、服が全部これ中心のチョイスになる。飛行機乗るときたまに検査に引っかかるのがめんどくさい。でも好き。

17.秋

自分が秋生まれっていうところもあるけど、やっぱり10月が一番好き。ひんやり寒くなってくるとニヤニヤしちゃう。金木犀の匂いがするとキュンとなるし、意味もなく散歩する季節。福岡は秋が一番空気が澄んでて気持ちいいのですよ。(春は黄砂とPMなんたらですぐかすむ)夏は曇りがちなイメージだし…。やっぱり秋がいちばん!

18.ラーメン

結構好きだよなあ、と。あんまり意識したことはないけど(笑)天一はもちろん、とんこつも味噌も、しょうゆも好きです。蒙古タンメンはたまに無性に食べたくなる。大学時代、渋谷の蒙古タンメンめちゃ通った。あと大学時代、近所に家系の有名店があったので、足しげく通いました。家系めちゃくちゃ好きなんだけど、おすすめは、煮卵をごはんの上でくずしてスープにひたした海苔で巻いて食べるやつ。あああああ食べたい。とんこつも好きです。無類の肉好きなのですぐチャーシューメン頼んじゃう。チャーシューにはうるさいです!(何)

19.SONY

気付けば身の回りを囲まれていた。テレビ、レコーダー、スマホ、PC…。唯一ウォークマンだけ持ってなくて、そこだけアップルという感じ。xperiaちゃんが本当に好きなので、iPhoneにはまったく興味がわかない。iPodtouchでアップルだけのアプリとかはカバーしてるので問題なし。レコとPCが勝手に繋がってるので、PCで録画みれたりする。タブレットも買おうかなあと画策中。

20.リリーフランキー

実際ですよ?福山さんが結婚してもなんてことないけど、リリーさんが結婚したら私はもしかすると北山くんの熱愛並にショックかもしれない。私がおでんくんを好きなのもリリーさんの作品だからっていうところが一番。なにが好きって、よく説明できないんですけど、人生をあきらめてる風に見えるのに結局楽しんでるっていうところかなあ…。リリーさんと結婚したい。割と本気。こないだの「あの花~」の実写版ドラマで、美術教師役やられてたんですけどもうほんとに最高だった。ああいう退廃的な雰囲気を持った美術教師最高じゃん…!って思いました。元来の私の性癖はこういう退廃・諦観とかいう雰囲気を持った人に反応するはずなのですが、どこをどう間違ったのか生命力みなぎる北山くんにころっと持ってかれてしまって…いまだに謎です。

21.ポテチ

カルビー様にどれだけ貢いでるかわからない。株主になりたい。じゃがビーも、ふつうのポテチも、堅揚げポテトもホントに好き。毎日一袋食べてるんじゃないかな…?お酒のおつまみはきまってカルビーのポテチです。すきな味はうすしお、コンソメ!九州しょうゆは激うまだからみんな福岡来たときは食べて!最近のヒットは堅揚げポテトのはちみつバター味♡

22.野球

ナニキタの敵、野球。結構好きです(笑)パではホークス、セでは巨人。アマチュア野球もたしなむ。推してる選手はホークス今宮!!ショートの選手が無条件で好きなところある…ミーハー…。ドームに野球見に行くこともしばしばです。

23.シュークリーム

ここでいうシュークリームとは、コンビニのシュークリームのことです!!各社食べたけど、ダントツはセブンのとろりんシューですわ!一番安いやつ!最近でたちょっと高めのやつも食べたけど、絶対とろりんシュー!!ローソンのホイップとカスタードのWパンチも心揺れるけど、やっぱりとろりんシュー!!各社のシュークリームって、実は製造元は一緒らしい。濱キスで見た、シュークリームをさかさまにして食べるとクリームがこぼれない、っていうのは本当に本当に役に立ってる。ありがとう!!(笑)

24.バス

移動手段として、バスが一番好き。車も好きなんだけど、バスくらい高いところから街が見えるのが好き。大学時代、路線バスに乗って知らないとこまで行くとかよくやってた。ひとりで。適当に歩いて、適当にご飯食べて、適当に神社とかによっておみくじ引いて帰ってた。とにかくひまだった(笑)次点で飛行機かなあ。新幹線は嫌い。電車は満員じゃなければ好き!

25.耳

人の耳がホントに好きで(笑)酔っ払うと人の耳触ることがあるらしい(覚えてない)ひどいときは人の耳を噛んでたっていうご指摘を受けたこともある(覚えてない)(最近は酒癖悪くないので大丈夫ですけど)耳たぶも好きなんだけど、軟骨部分が無性に好きで、自分でもよく耳を触っちゃう。ピアスしてるとすぐピアス触っちゃうし。付随させていうと、ピアスをしてる男性もダイスキデス。穴だけあって最近は全然してないけど、っていうのも好き。(それって)

26.吉井和哉

最近眞鍋かをり氏と結婚したひと。高校生のとき「吉井さんと不倫する!」が口癖だった時期があった。今も実家の自室の天井には超ビッグサイズの吉井さんのえっろい顔したポスターが貼ってある。見ながら寝てた。好きになったきっかけは、ソロ第一弾のTALIという曲。本当に名曲なので聴いてほしい!!歌詞がまるっと全部好き。

TALI - YOSHII LOVINSON - 歌詞 : 歌ネット

www.youtube.com

ちなみにこのブログのタイトルも吉井さんの曲(I WANT YOU I NEED YOU - 吉井和哉 - 歌詞 : 歌ネット)からいただいた。「寒い朝にこっそりおにぎり握るようにように愛してくれない?」というフレーズが吉井さんの寂しさがぎゅっとつまったフレーズが好きで好きでたまらなくて拝借している。イエモン時代の曲もすべて聞いた。ライブパフォも映像で追っかけた。でも生の彼らを見ることはかなわなかった。再結成してほしいとは思わないけど。イエモンのこともあって、キスマイちゃんと同じ時代に生きる奇跡、キラキラした姿をこの目で追うことができる素晴らしさが身に染みてるところはある。

 

以上です!ここまで読んでくださった方なんているんだろうか笑

ふぁぼしてくださった方々、遅くなりましたがありがとうございました♡♡

今日だけはみんなのみっくんでーす♡

 

 8月のお盆明けからの怒涛の現場月間が終わりを告げた。自分がジャニ沼に落ちたと自覚してから、一番濃密な一か月(もとい北山くんのお尻を追っかけ続けた一か月)だった。

 皮切りは滝沢歌舞伎シンガポール公演だった。すでに遠い記憶だが、まだたったの1か月しか経っていない。東京から帰ってきた部屋で、ふとシンガポール公演のパンフレットを読み返した。北山くんのページにこういった文章があったことを思い出した。

I know I'm usually the joking around type, but I actually had some pretty cool scenes in the Tokyo performances of Takizawa Kabuki and I even heard that Takizawa got a bunch of letters from my fans saying things like, "Thanks for showing us the cool Kitayama!" I guess that shows that I really hadn't done much that was really on-point up until then in Japan, but I hope that the Singapore audiences will be able to see this on-point version of me too.

 カッコイイ北山くんを欲している我々を、タッキーへの手紙を通して北山くんが認識したということである。(超意訳)でも結果として、今回のツアーは存分にカッコイイ北山くんを堪能することができた。歌舞伎の新橋公演を観劇したあと、こんなつぶやきをして今後の彼を憂いていた自分をぶん殴ってやりたい。

  北山くんが過去の自分自身を超えられないはずがないのだ。彼の可能性は無限大だ。今回のツアーで確信した。北山くんはきっと、どこまでだっていってしまう。どんな高みへもきっとたどり着いてしまう。

 今回のツアーで感じたのは、自分を『魅せる』という部分において、遠慮がなくなったのではないか、ということだ。北山くんはデビュー後『自分は2.5枚目だ』という呪縛のようなもので自分を縛り付けて、あらゆる面でバランスを取ろうとしていたように感じる。もちろんライブパフォーマンスはいつだって『2枚目』だったが、今回のツアーを見た今となっては、それらが全力の『2枚目』だったのかどうか疑わしい気さえする。そう思うくらいに、滝沢歌舞伎を経た北山くんは一皮むけた気がした。『2.5枚目の呪縛』がそぎ落とされたように感じた。だからこそ、今回のツアーでの北山くんはひときわ輝いていたのではないだろうか。自担へのひいき目は多少あれど、どうみたってパフォーマンスがずば抜けていた。スイッチが切れる瞬間がなかった。常にパフォーマーだった。ふと佇んでいる表情ですら、見とれてしまった。まあこれに関しては自担への盲目的な愛のせいだと言われても致し方ない。でも、彼はふっと息をつくことはあれど一瞬たりとも気を抜いてはいなかった。常に見られている側の人間としてそこに立っていた。当たり前だと思う。でも、その当たり前がこなせていないメンバーも見かけたので、やっぱり北山くんはすごいなあと再確認したりもした。一瞬一瞬が全力。大喜利にしたって、全力。可愛さを求められれば全力でそれを表現するフェアリーみっくんの裏に、超絶的な仕事人の北山くんを見た。HairやFire Beatを踊る北山くんは、過去のギラついたパフォーマンスを超える大人の色香で翻弄してくれた。サクラヒラリやThank you じゃん!で、客席を優しい目で見つめながら誘導する姿は、とても頼もしく、どこまでもついていきたいと思わせてくれた。

 このエントリーのタイトルは、北山くんが今回のツアーのほぼ全編を通して最初の自己紹介を含めた煽りの部分で口にしていたものだ。なんとなく、私はそうやって北山くんが言ってくれたのが嬉しかった。自分が求められていることを自覚してくれたからこその言葉であると感じたからだ。「今日だけは」なんて限定してきたのもいじらしく感じる位に「みんなのみっくん」という言葉が嬉しかった。

今回のツアーパンフに、以下のような記述がある。

「滝沢歌舞伎」に出させてもらって、久しぶりにジャニーズの世界を、もう一度深く考えたよ。デビュー後、しばらくそういう世界から離れていたけれど、"やっぱりここが自分の基盤なんだ"って、そんな当たり前のことを再認識できたし、そのために努力すること、ファンのみんなの存在…そんなことを、日々考えて過ごしてたよ。

 合わせて、シンガポール公演のパンフレットからも。

Takizawa is always focused on the audience. I'd already known this but I was reminded of the importance of this, and of course extremely thanksful that I was so lucky as to get to work with such an incredible guy.

 滝沢くんのオーディエンスに対する姿勢を肌で感じ取り、その感覚を思い出した北山くんから飛び出した「みんなのみっくんでーす♡」という言葉。そしてコンサートでの一瞬の隙もない全力パフォーマンス。もともと鷲掴みにされていたハートを、さらにぎゅぎゅっと強く握りしめられたような感覚を覚えたツアーだった。北山くんを好きでよかった、ともうこれまでにどれだけ思ったかもわからない言葉が性懲りもなく浮かぶ。でも、本当にこの一言に尽きる。北山くんを好きでよかった。

 以上、しばらくはテレビ越しの北山くんを堪能する日々がやってくることにすこしの寂しさを感じながら、この濃密な一か月を思い返してみた。